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「内なる子ども」が書いている


誰もが、「自分の身が守られ、安心でき、快く受け入れられている」と感じられる居場所を必要としています。

「本当の自分が分かる心理学」
シュテファニー シュタール

また、親から受け入れられ愛されていると感じている子どもは、「自分が生きているのは基本的に良いことだ」と思うようになり、大人になってからもこの感覚を持ち続けることができます。そのような人は、「この世界の中で、そして自分の人生において自分は守られている」と感じるのです。すると、自分を言じ、他者を頼できるようになります。
この感覚は、「基本的信頼感」と呼ばれています。基本的信頼感は、心の拠りどころのようなものなのです。

同上

だれもが安心でき、
快く受け入れられる居場所を必要としている、ということに共感する自分は必要としている、
んだろうなあと思います。

それが全くないわけではないんだろうし、
100パーセントあります!という人もたぶん
いないんだろうけれど、
それは「今」だけでなく、過去にも未来にも
「必要」なことだからなのかなと思いました。


このように、不安や拒絶を感じた、子ども時代の経験をなかったことにしていたとしても、また、大人になってからそうした経験を軽く見るようになったとしても、これらの人たちの基本的信頼感がきちんと育まれていなかったことに変わりはなく、そのことが日常生活に表れてきます。自己価値感〔自分に価値があるという感覚)が低くなり、たとえば、話している相手やパートナー、上司、あるいは知り合ったばかりの人が自分のことを本当に好ましく思っているのか、自分を快く受け入れてくれているのか、つねに懐疑的になります。

同上

基本的信頼感と、自己価値観。
今ない、とは思わないけれど、
「そう思いたくない」という気持ちもあります。
幼少期の自分の経験から、
どこまでいっても、完全に満たされないのかな
とも思えて途方に暮れたりもします。

私たちは自分のことを”自らの力で人生を築いていく自立した大人だ”と思っていますが、本当は、「内なる子ども」が私たちの認識、感情、思考、行動の多くを決めています。しかも、その影響力は私たちが思っているよりもずっと大きいのです。無意識が私たちの経験と行動の80~90%を操っているということは、科学的にも証明されています。無意識はまさに絶大な力を持つ心の裁判所のようなものなのです。

同上


無意識は絶大ですね。
内なる子ども、の存在もまた大きい。
そう自覚して、コントロールしていくこと、
あるいは内なる子どもをちゃんと認めてあげる
ことからなのかなあと思います。


「内なる子ども」に気づかないことで、夫婦間のケンカだけでなく、さまざまな争いが起こってきます。この関連性を理解すると、多くの争いが、自意識を持つ大人同士の争いではなく、「内なるこども」同士の争いであることが見えてきます。

同上

たしかにたいてい、争いは、
大人の喧嘩ではなく、
子供の喧嘩でもなく、
内なる子ども同士の争いー。


と思うと、けっこうスッキリします。
喧嘩してる時は気付きませんが笑

「大人な対応」をしたとしてもそれは、
スッキリしないことが多くて。

あなたのうちなる子どもいるよね、
わたしもうちなる子どもがでました、
という相互理解のうえに、
お互いの基本的信頼感があるんだなあ。


私たちは、しょっちゅう「私の悩みはごちゃごちゃしていて、解決できそうもない」と感じたり、「あの人の行動や感情は理解しがたい」と思ったりしています。自分自身のことも他者のこともよくわからなくなってしまうのです。でも実際には、人の心はそれほど複雑にはできていません。
簡単にいうと、人の心はいくつかの人格部分で構成されています。一つは子どもの人格である部分、もう一つは大人の人格である部分です。さらに、心は顕在意識レベルと無意識レベルに分けられます。この心の構成がわかると、自分の心や他者の心に対して積極的に向き合うことができるようになり、解決できないと思われていた問題の多くを解決できるようになります。

同上


複雑ではなくシンプル。
勝手に複雑にしてるだけなんですね。

構造的に、考える。
分けると、解る。


もう一つの人格部分である「大人の自分」は、合理的で理性的な思考力と理解力を備えた知力、つまり「頭脳」を象徴しています。「大人の自分」モードになると、自分の人生に責任を持ち、物事を計画し、先を見越して行動することができるようになります。また、物事の関連性を知って理解し、リスクを検証し、その上「内なる子ども」をコントロールすることもできます。「大人の自分」は、意識的に行動する存在なのです。

同上

大人ってすごいですね。
大人のような子供だと思うこともあるけど、
ほんとうに子供でした笑

思えば、noteは内なる子どもが書いてます

正確には、大人なんだから、ではなく、
内なる子どもも同居しているといううえで、
向き合い付き合う。

自分に対しても相手に対しても。

しかし本書がもっとも役立つのは、自分自身で問題をつくってしまっている人です。本書によって、自己責任の範囲内にあるどのような問題も解決することができます。

同上

結局は、自分で問題を作ってるん
ですよね。ということに気づくこと。
問題というと悲しいけど、そこに光がある。


今日もお付き合いくださりありがとう
ございます。

きょうよかったこと3つ
・やっぱり自分が悪いよな、と冷静になって謝れた。内なる子どもがですぎてたなあと気づいた。
・ラーメンを夢中でたべれた(スマホ見ながらたべない)
・おはようといえた。

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