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「風景が感じさせた素材」を探してみよう〜文章でおもしろさを届けるために〜


「書きたいが書けるに変わる創作講座」に
参加しているのですが、
8月に1冊目を書き上げるため、
6/15までに第一稿(12000字まで)を
書き上げねばなりません。

が、まだ手付かず・・

仮タイトルは
「屋根より低い鯉のぼりと大阪梅田スカイビル」というエッセイ予定です。

そのために最近は
「書く技術、書く心構え」の本を読んでます。

その中の一冊。
講座でおすすめのあった一冊より

どうやって読者をひきつけるか。

抽象的なものよりも具体的なものがいいとか、遠くのものより身近なものがいいとか。

距離じゃなくて、読者自身の体験に身近ということ。

「実践・日本語の作文技術」本多勝一さん

「身近な」の定義はさまざまあると
思うのですが、わたしは、

「身体に近い」と捉えてみました。

手触り感がある。
聞いたことのある音。
食べたことがあるような、食べて観たくなるような味。または懐かしい味。
季節の変わり目、場所特有のにおい、かおり。
よくみる風景。
想像力がかきたてられる観たことのない景色。

そんな連想や妄想を楽しませてくれる、
万人に対してのもの。

自分がおもしろかったと思ったところを、
読者も同じようにおもしろく感じるには
どうしたらいいか。
そこを正確に伝えるには、
どう書けばよいかということですね。

いくら「おもしろかった」と
書いてもだめですからね(笑)

同上

ここが本当に難しいんです。
つい、おもしろかったと書いてしまう笑
つい、自分目線、自分の価値観目線、
自分の体験した世界、などなど
自分起点になりがち。

そこで、次が面白いんです
(面白いとかいてしまった・・)

よく例えにあげるんですが、
たいへん美しい風景があったとして、
それを文章で伝えようと思っても、
「きれいだ」といくら書いても伝わらない。

風景自身が「わたしはきれいだ」と
叫んでいないわけだから、
自分が風景を見たときに
「感じたこと」ではなくて、
風景が「感じさせた材料」をそのまま
書く以外ない。
大抵のことはそうだと思うんですよ。

同上

風景が感じさせた素材。
風景起点でもなく、素材起点。

それなら、かきだせそう!
それを先ほどの、「身近な五感」と
掛け合わせることで、
読者の方に、私が感じた、もしくは
私が感じた以上の「おもしろい」を
届けられそうです。

きょうもお読みいただきありがとうございます
すこしでも、面白くなりそうななにか、の
発見があれば嬉しいです。


写真のきょうの空には、
顔とハートがありました。
面白かった笑 です

やはり写真は映像で想像しやすいんですが、
文字でこれを伝えるのは難しくまた、
おもしろい、ですね。

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