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優等生だった学生が社会に入ってまず感じた事


私は大学は看護学部に進学し、病院に就職、病棟
看護師を3年やり、今は派遣で介護施設で働いています。


タイトルにもあるように、私は学生時代、平均よりちょっと上を取るのが得意でした。いわゆる学級委員とかやっちゃう系の優等生でした。

一般的には平均以上のレベルの大学に進学し、4年間落単なし、授業実習は全出席、テストも結構いい方だったと思います。高校・大学受験、10個程のバイト面接、リーダー系の立候補、2つの国家試験、就活等、なにも落ちたことはなく、全て難なく受かってきました。

そんな私だから、仕事も難なく十数年続けていけるだろうと思ってました。

入社したばかりの春は何もできなくても許されるし、私自身、ミスしても「まだ始めたばかりだし♪」と思ってました。

しかし秋になってもなかなか思い通りに動けない自分に腹が立って、自分の失敗を自分自身で必要以上に責めたり、人からミスを怒られたり指摘されると家では泣いてばかりいるような感じになってしまいました。

今思うと一年目のあなたに誰も期待してなんだから、そんなミスする自分を責めるなと思いますが。

”今までなんでもそつなくこなしてきたのに、思い通りにいかない“

このことに気づき、”あぁ私って意外と何もできないんだなぁ“とやっと自覚できました。


この時、本当の意味で『社会人になれた』と思います。今までは私の努力もありますが、運が良くするりと難なく超えてきただけで、これからの人生は学生とは違う、社会人。

私ならもうちょっとできるんじゃない?と最初から自分を過信しないで、できない自分は認める。自分のハードルを上げすぎない。
できない自分を認めて許すことができ、社会人として責任を持って仕事をすることの大切さ、大変さに気づいた時、本当の意味で社会人になれたんじゃないかなと思います。

この感覚って言語化が難しいですが、みなさんも社会人になった時に、少なからずこういう気持ちを経験したんじゃないかなって思っています。

会社に入って社会人気分は味わうけど、『私って意外と何もできないだなぁって自覚してからがやっと社会人』なんだなと。

この挫折が、社会に入ってまず感じたことです。あの時は辛かったけど、いまではあの挫折で、私の鼻をへし折ってくれてよかったなって思ってます。

読んでくださりありがとうございます。


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