＃9 三人目の妊娠とある出来事
バセドウ病の治療をし始めて
しばらくすると有難いことに体調もだいぶ回復してきました。
息子たちと一緒に
また育児サークルにも参加できるようになりました。
行事やイベントなど
たくさんのお母さん方やお子さんと
遊んだり、話をするのはとても楽しい時間でした。
だんだんと役員に私もなったり、
一つのサークルだけでなく、複数のサークル活動やボランティアなどと
活動の場を広げていきました。
ボランティア活動は
図書館や幼稚園、保育園、小中学校、
病院、公民館、地区の文化祭などに
絵本や本の読み聞かせ
ペープサートやパネルシアター
人形劇
音楽演奏など
企画、練習を重ねていろんな所で
活動させていただくことができました。
毎日のように子連れでお母さん方が
集まってストーリーや材料調達、
制作、練習を繰り返し
自分たちも楽しみながら
たくさんの方とその楽しさをいっしょに共有できる幸せを感じさせて頂ける。
これはもうすっかりハマって…
今、思えば
家事と両立させることが
忙しい中ではありましたが、息子たちにとっても私にとっても
とても充実した日々でした。
そうこうしているうちに
私はバセドウ病から橋本病になっていきます。
前のように動けない💦
バセドウ病とは全く違う症状です。
こちらも治療を始めます。
私は3人姉弟の長女で
2つ下の弟を先天性心疾患で亡くして
その下の弟と2人姉弟として育ちました。
真ん中の弟が亡くなったのは
私はまだ2歳だったので
覚えていません。
でも、もし3人兄弟だったら
どんな感じだったのかなぁ？なんて今でも思うことがあります。
3つ下の弟は実家の近くに家族で住んでますが、ずっと良好な関係でいられることに感謝です。
ちょっと前置きが長くなりましたが
要するに3人目の子供が欲しい❣️
ってことです😅
ところが
橋本病に加えて子宮内膜症
子宮線筋症で子宮の全摘を医師に勧められてしまいました😱
別の病院にも行ってみたら
何とかなるかもしれないとの事😂
妊娠は難しいけど諦めずにと言っていただきました❣️
確かに次男が生まれて5年と
少し時間はかかってしまったけど
3人目の妊娠が叶いました😊
しかし、切迫早産で入院😱
息子たちをまた母にお願いします。
両親にはすっかりお世話になってしまいました🙇
安定期に入り、退院。
いつもの生活になりました。
そんな頃
次男が年中さんくらいの時でした。
「兄ちゃんみたいに自転車の補助輪外したい！」
ということで
日曜日にアパートの駐車場で練習することにしました。
私はまだあまり激しく動けなかったので、夫にお願いしました。
「よし！いいよ」
快く引き受けてくれ、
「良かったね！」
夫と息子たちは駐車場で練習開始。
しばらくすると
次男が泣いて帰ってきました。
長男もすぐ来て
「お母さん！転んで石のところで頭打った！」
「えっ！大丈夫？どこが痛いの？
お父さんは？」
長男「いるよ」
「いるってどこに？」
「最初は後ろ押さえてだけど、途中から座ってタバコ吸ってたよ」
「えっ！？」
すると夫がゆっくり帰ってきて
「転んで泣いた。大したことない」
と笑ってます。
「でも頭打ったって！どこで？
見ててくれなかったの？」
「だから見てたって！転んだって言ってるじゃん。」
長男「座ってたよ」
「そうだよ。座って見てた」
「自分一人で乗れるようになったの？」
「いや、まだだね」
「えっ？そりゃぁ転んじゃうよ💦
見てたって…」
「うるせぇなあ！見てたから。」
「怪我しないように、乗れるようになるように見てて欲しかった。」
「だったらそう言えや！ばーか！」
「……」
私は次男の頭に傷とかないか確認。
ちょっとタンコブになってる。
泣き止んで長男と遊び始めた姿を見て
少しホッとした。
でも頭だから様子は見てた方がいい。
幸い大したことなくて
ホントに良かった。
夫は気が向けば
お願いすると引き受けてはくれる。
だけど…
何というか確かに言われたことはするんだけど💦