【例文あり】エントリー率2.5倍！?エントリー率をあげる説明会後のひと手間
こんにちは。ブライエッジ株式会社 HRコンサルティング事業部 RPOチーム コンサルタントの安本です！
「説明会後のエントリー希望確認が重要だとは分かっているけど、忙しくてそこまでは手が回らない！」
日々多忙な業務に追われる中、説明会後の個別フォローがどうしても後回しになってしまう方も多いのではないでしょうか。
また、「そこまで大きな効果があるのか」と疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、説明会後のひと手間を加えることで、エントリー率は大きく向上します。
今回は、私たちが支援している企業様の事例を元に、その効果を詳しくご紹介します。
エントリーに繋がらなかった日々
25卒の母集団形成をサポートしていた企業様から、
「参加者は集まるが、選考エントリーに繋がらない」というご相談を受けました。
▼クライアント様情報
■業界：IT
■フェーズ：社員数約300名 グロース上場
■母集団チャネル：ダイレクトスカウト媒体・エージェント
説明会の内容を見直すべきか？
ターゲットが合っていないのか？
エントリーの手順が分かりにくいのか？
様々な可能性を検討し、企業様へのヒアリングを行いました。
その結果、説明会後のフォローアップが全く行われていないことが判明したのです。
「受け身の学生ではなく、自発的に動ける人材を採用したい」
「採用メンバーの工数を増やしても効果が期待できない」
といった理由で実施に至っていませんでした。
多数の機会損失に繋がっていると判断し、私たちは説明会参加者へのエントリー希望確認連絡を提案しました。
学生の就活事情
就職活動中の学生たちは、数多くの企業説明会に参加し、日々多くのスカウトを受け取っています。また、さまざまなチャネルを駆使して情報を集めています。
こうした状況の中で、学生の記憶に自社を留めてもらうためには、説明会後のフォローが不可欠です。
説明会だけでは学生の志望度は完全には上がりません。
選考プロセスを通じて徐々に志望度は高まっていくものですが、そのプロセスに乗せるために、説明会後の段階でも私たちから積極的にアプローチを行わなければなりません。
学生の記憶が新しいうちに、次のステップへ進むきっかけを作ることが重要です。
説明会後「エントリー希望確認連絡」で未来を変えた！
具体的には、説明会後にエントリーフォームのご案内を行い、 その後1週間エントリーや辞退連絡がない方に向けて以下の内容のメールを送信しました。
＜例文＞
件名：【〇〇株式会社】説明会ご参加いただきありがとうございました！
〇〇様
株式会社〇〇の〇〇です！
先日はお忙しい中、弊社の会社説明会にご参加いただき、ありがとうございました！
弊社にご興味をお持ちいただけた場合には、下記リンクよりエントリーをお願いいたします！
次回（選考/面談）をご案内いたします。
【エントリーURL】
また、説明会ではお伝えしきれなかった魅力もたくさんあるので、公式noteやsnsなどもご覧いただけると嬉しいです！
【広報物URL】
※本日から《1週間以内》にエントリーいただけない場合は、選考辞退と見なし、 今後のご連絡は控えさせていただきます。
ご質問があればお気軽にご連絡ください。
それでは〇〇様からのエントリー、心よりお待ちしております。
ポイントは、3つあります。
感謝の気持ちを伝える
エントリーページへの導線を分かりやすくする
企業に関する補足情報（リンク）を伝え、自社に対する記憶を呼び起こす
です。
結果：エントリー率/最終面接参加者2.5倍！
この「エントリー希望確認連絡」を導入した結果、エントリー率は26％から翌月には65％に上昇しました。
実に2.5倍の成果です！
さらに、最終面接に進む人も約2.5倍に増加し、最終的に7割の方に内定を出すことができました。
もちろんリマインドだけの効果とは限りませんが、
確認連絡を送らなければ出会えていなかったかもしれないと考えると、そのひと手間の重要性を感じられるのではないでしょうか。
やらない理由がない！
この事例を通して、説明会後のひと手間が採用活動に大きな影響を与えることがお分かりいただけたかと思います。
ポイントをまとめてみました。
1. 学生の記憶が新しいうちに、次のステップのご案内を行う
2. 1週間以内にエントリーがない場合はリマインド連絡を行う
3. リマインドの際には自社に対する記憶を呼び起こす情報を加える
とはいえ、採用状況は各社様々です。
#人的リソースを割けず、外部委託したい
#選考プロセスの歩留まりを改善したい
#文面の添削をしてほしい
などのご要望がありましたら、ぜひ下記フォームよりお問合せください。