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【 しいたけ : 胃腸を養い、体にたまった熱を排出する 】

きのこの代表格、しいたけ
きのこ類は食物繊維も多くダイエット食材としての周知もあり、女性はきのこ好きな人も多いですね。
秋はきのこの季節でもあります!
今日は、しいたけの薬膳効果について、ご紹介していきましょう。


しいたけの寒熱は『平』に属し、どちらかというと涼性に属す食材です。
よって、上った気を降ろし、余分な熱を解消する『清暑熱』のはたらきがあります。
よって、夏バテの症状に効果的。
体質的には、高血圧で体に熱がこもりやすい『肝陽亢進』タイプの人におすすめです。
逆に、冷え性タイプの『陽虚』の人や、妊婦さんには向きません。

胃腸を養い、元気をつける『補脾益気』のはたらきがありますが、もともと胃腸の弱い老人や小児は食べ過ぎ注意です。
これは、食物繊維が豊富なことが由来でしょう。


しいたけに含まれるエリタデニンは、血中コレステロールを抑制するはたらきがあり、動脈硬化や高血圧の予防に効果が期待できます。
また、しいたけに含まれる多糖類には抗がん作用が認められています。


『生のしいたけより、干ししいたけの方が栄養が高い。』というのを聞いたことがありませんか?
それは、生のしいたけに含まれるエルゴステロールという栄養素に由来しています。
エルゴステロールは、日光に当たるとビタミンDに変化します。
よって、干し椎茸にはビタミンDが豊富に含まれています。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けます
骨粗鬆症の人または予防として、豆腐と干ししいたけを一緒に煮るなどして、カルシウム含有食材と上手に料理するとよいでしょう。


これからの季節、きのこ鍋もいいですね〜
個人的には、きのことホワイトソースの相性も大好きです。
秋の味覚、楽しんでいきましょう◎


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