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【 キャベツ : 臓腑を調節・回復させる 】

ダイエット食…といえば、キャベツ。
私も若い頃、ダイエットをしていた時は毎日千切りキャベツを食べていました…結構な嵩になり、お腹もすぐに膨れてダイエットも順調でした◎
そろそろお鍋の季節にもなってきましたので、今日はキャベツについてご紹介します。


キャベツの温性はは
冷え性の人も暑がりの人も、気兼ねなく食べることのできる食材です。
キャベツには、五臓の機能を調整する働きがあります。
特に胃腸が弱いエネルギー不足の『気血両虚』タイプの人におすすめです。
その他のどんな体質の人にも害なく食べることができます。
ただし、冷え症タイプの『陽虚』でお腹を温める必要のある人は、生姜など温性の食材を加えて食べた方が効果的でしょう。

栄養学的な見解でキャベツをみますと、インドール、ジチオールチオニンフラボノイドなどの成分が、抗がん作用があるとのことで注目されています。
インドールは、コレステロールの調整にも関わります。

ビタミンUは、粘膜の再生を促す栄養素。
東洋医学的効能の胃腸の調子を整える作用のひとつは、ビタミンU由来なのでしょう。
市販の整腸薬の主成分は、ビタミンUです。

また、ビタミンCビタミンKが豊富に含まれているのも嬉しいポイント。
これらの栄養素は、血管壁を丈夫にしたり、血液を凝固させる血液成分の生成を促すため、止血作用があります。

ビタミンKは、骨粗鬆症の予防に効果的。
ビタミンUと共に、胃十二指腸潰瘍の予防にもはたらきかけます。
茹ですぎるとせっかくの栄養素が抜けてしまうので、茹で時間はほどほどに

食物繊維も忘れてはならない重要な栄養素。
キャベツには多く含まれており、ご存知の通り整腸作用があります。


こうして見ると、いずれの栄養素も消化器に働きかける栄養素ですね。
一見、栄養価は高くなさそうですが、たくさんの重要な栄養素が含まれていることがわかりました。

腸は体の最大の免疫機構とも言われています。
便秘がある人は、その分免疫力も低下している可能性があります。
整腸と腹筋が、便秘予防のポイントです。
このご時世ですし、病気に負けない体を作っていきたいものですね。




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