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【読書記録】トヨタ流DXを支える心理的安全性と仕事のスピードアップを実現する2つのカタ

1.読んだきっかけ

 借りれるまでに時間がかかってしまったので、詳細な出所を忘れてしまったが、YouTubeか社内教育で学んでいた中で、この本を紹介された。
 気になってすぐに近隣の図書館で探したところ一箇所だけあったが、予約の待ちが三番目でその順番通り約七週間待つことになった。

2.書籍情報

 ISBN978-4-8171-9789-4
 定価¥1,800(税別)
 出版社:日科技連出版社
 著者:藤原慎太郎様

3.アウトプット

 🔹タイトルにもあるように仕事を進める上で2つのカタを使うことで、職場の心理的安全性を高め、仕事の成果を上げることが可能である

4.読んだ感想

 タイトルが長すぎたので、本ブログのタイトルからは割愛しているが、2つのカタは”若手に響く「ものの言いカタ」と「仕事の進めカタ」”と続いている。
 このタイトル通り、Z世代と言われる若手との感受性のギャップが出発点になり、若い世代の捉え方から、どういう言い方がいいのか、言い方だけ気をつけるのではなく、そうならないための仕組みとして仕事の進め方として、各種フォーマットを用いて昭和の暗黙の了解として成立していたことを明確化して進めていっている。
 この昭和のやり方から現代のやり方に着目する上で、Z世代の感受性をアンケートなどにより明確化し、どうしたら若い世代に受け入れられるかという言い方を若い世代と共に作り上げているが、この言い方はタイトルにある通り、心理的安全性を担保する意味ではどんな年代でもこの言い方は気にすべきだと断言できる。
 よく会社で耳にする「目的ってなんだっけ?」や「で?」など昭和世代ですら言われた側がフリーズする一言が完全にダメ出しされている。
 会話の流れで、まず感謝などは昨今の様々な書籍やインターネットなどでも伝えられているので、ご存知の方も多いかと思うが、こう言ってしまう背景やこうさせないためにフォーマット化して、明文化することの大切さやフォーマットを利用して実際のやりとりも具体事例を挙げて記載されている。
 もちろん上司側から使ってもいいが、部下側がこうならないためにいろんな場面場面に応じたフォーマットを用いて、上司からの指示をフォーマットに落とし込み、空欄になるところは確認して埋めていくことで、上記のような事例は確かに避けることが可能になるだろうし、少なくとも今ほどの被弾はしないと思う。
 私も明日からともかく人と話すときに使ってみようと思う。
 詳細はぜひご自身の手で本書籍を手に取って確認してみてほしい。
 当たり前のことを書いてあるとも言えるが、当たり前のことを自身が実践できているのか見直し、必要であれば、実践するための道具として、ぜひ使ってほしい。
 そう心から思える書籍であった。
 一読はしたが、この本は会社で手の届くところにあっても良いと思えたので、この後で、実際に購入しようと思う。

 文書だけ長く、書籍の内容を細かく書いていないのに、最後まで読んでくださってありがとうございます。
 


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