自分の力を発揮するために必要なシンプルなこと
インプット、アウトプットという言葉があります。別の言い方で、Learning zoneとPerformance zone。
シンプルですが、これこそが自身の力を最大限に発揮する方法です。この2つを行き来することで、自分の能力を高められるのです。
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わかりやすく、英語学習がいい例だと思います。まず学校や家などで学びますよね。これは多くの人がやっていると思います。
その後、performanceをやる人が圧倒的に少ないのです。つまり英語を使って自分の言葉で発信するということ。
それは文章にしたり、ちょっとした会話で十分だと思います。learn(学ぶ)➡performance(パフォーマンス)➡learn➡performance➡. . .
こうやって自分の頭で考えることが、なにより大事。
私は以前インスタでドイツ語学習用のアカウントをつくり、日常会話集などから一言ずつ、ドイツの風景とともに投稿していたのですが、これが全然覚えられず効果がなかった。
なぜだろうと考えたとき、それは頭を働かせて文章を作っていたわけじゃないからだと気付きました。
アメリカの大物歌姫ビヨンセさえ、このサイクルでひとつのライブを創り上げています。
ビヨンセはライブ後、必ず滞在先のホテルで自身のパフォーマンスを見て振り返り、音響やダンサーなども含めてミーティングを行い改善し、次の日のライブにつなげているのです。
ビジネスに関して言えば、現場の職場である看護師や医者、保育士、営業の方などは、力を高めやすい職種だと思います。
まず学んで、現場のリアルな人を相手とする(=パフォーマンスする)からです。
そしてまた学ぶ。自然とサイクルがつくり上げられますよね。
私は現場で働いていたときの自分のことを思い返し、反省しました。
仕事って慣れればできると思っていたのです。
慣れればもっと上手にできるようになるだろう、あの先輩みたくうまく振る舞えるようになるだろうと。
もちろん、ある程度は慣れも必要です。
だけどもっと自分の力を発揮させたり、周りに認められるためには、慣れだけじゃだめで学ぶことが必要だった。
自分に足りなかったのはそこだったのかなぁ。ビヨンセさえやってるのに、一般人の私がやらないで力を発揮できる訳がない。笑
もしいろんな場面で、もっと力をつけたい!と思っている人がいたら、このシンプルなサイクルを少し思い出してみてください。
きっと姿勢や視線が変わって、新しく見えてくるものがあると思います。