🍀多くの失敗が人を動かした話🍀

Youtube,コミュニティ運営,イベント,教育事業,

現在、僕がやっている仕事といえばこの４つがメインになる.

しかしながら、これらを『仕事』と自信を持って話せるようになるまでには時間がかかった.

今回は、『自他ともに理解しあえるまで』について記事でまとめてみました。

失敗① 価値観の違い

約１年前の青年の口癖は「有名になりたい」「会社を起こして社長になる」

彼の身の回りの人たちなら一度は耳にしたことがあるだろう.

しかしながら、

青年が「何で有名になりたくて」「何の会社を起こすのか」誰も知らなかった

ただ、漠然と

『Youtubeを一緒にやらないか？』

『一緒に起業しないか？』

と周りに告げていた

今思えば、そんな抽象的で将来性のないものに

首を縦に振ることがなかったことは明らかである.

ギャラも貰えず、本業以外の貴重な時間を割く理由が友人たちにはなかった.

「発想は面白い！」唯一の成果はこれしか得られなかった.

失敗② 『何をやってる人？』の問いに答えられない

独立をして2ヶ月.

青年は【SNS運用】【キャリアカウンセラー】【Youtube】【イベント】を

自分の仕事だと、周囲の人たちに話していた.

実際には、自分のやりたいことを話していただけで

仕事としてお金を生んでいたわけではなかった.

『あなたは何を売っている人なの？

　　　俺がお客だったら、何屋か分からない所でお金は使わない』

ある人が彼にそう助言した.

『なるほどな』

“事業とは誰かの悩みを解決するもの”

ここで初めて、”誰”に”何”を提供するかを考えることで

事業の存在意義を見出すことを始めた.

失敗③　０→１を創ることがカッコいいと思っていた

【新しい何かを生み出すこと】

当時の彼は、こればかりを追い求めていたばかりに行動に移すことができなかった

新しいことを始めるときは誰だって不安だ.

そればかりか、模範となる事例や指針がないものを素人がやるなんて

至難の業だ.

型にハマらないようにオリジナルで勝負ができるのは

ある程度の経験とお金と人脈があってこそできるものだと痛感した.

『今すぐにはできないかもしれないけど、いつかやってやる！』

タイミングが違うだけで、諦めたわけではない.

まずは自分の勝てる市場で勝負をしていこうと、考えられるようになった.

変化① 共感を得るようにした

価値観の違いの失敗を活かして

お願いするのではなく、

共感を得るためにどうしたらいいかを考えることができるようになった

誘っていた際には、Youtubeをやっていたわけでもないし

実際に、どういった活動をして会社を起こしていくかの

説明もできていなかったことを思い出した.

だから、やるべきことは一つだと分かった.

『まずは1人で基盤を作って、行動すること！』

青年の強みは行動するまでが早いこと.

実際にYoutubeアカウントを作り、何本か動画をUPしていった.

会社の存在意義を整えることで、

「消費者がどんな人になるのか」

「競合はどんな形で消費者の悩みを解決しているのか」

「自分の強みを生かして解決するには、どんな事業が適正であるか」

やりたいことを事業にするのではなくて

自分の強みが「どんな人に」「どんな形で」「どうやって解決できるのか」

この3つのフィルターを通った事業案が、今の事業として

何をすべきかを明確にしてくれた.

そして、これまでの想いや

やってきたことに、どんな意図があったのか発信したことで

周りから共感が得られるようになった.

変化② 根底から見直して目の前のことだけに絞った

かといって、全てのことを一度にできるほど器用ではなかったから

いくつもの事業案の中で順番を決めていくことにした

初期投資が少なく始めやすいものを1つ目として

そこで得た売り上げを次の事業に回していくという考えが

青年が今、何屋さんであるかを自他ともに納得させることに成功した

全ての事業が、会社の存在意義（理念）に沿って活動しているため

この理念こそが、自分の提供しているものだと、

そして、それこそが自分の仕事であると胸を張って話すことができるようになった.

変化③ 1→100を創ることにした

自分のノウハウだけで経営していくことや

新しいことを開発することは非常にリスクであると分かった青年は、

先導者がいることにリスペクトすることで

同じ理念や想いを持って活動していたり、

実際に消費者の求めているものを提供している企業のノウハウを徹底的に調べた.

そうしたことで

これまで起業に対してむずかしく感じていたものが

スッと一瞬にしてなくなった体験をした.

現在：共感や苦労を見てくれるようになった

数々の失敗や成功体験をした中で

周囲の青年を見る目が少しづつ変わった.

『話を聞きたい』『考えてなさそうでしっかり考えてるね』

『手伝うことがあったらいつでも言って！』

そんな言葉を貰えるようになった

中には、『お前に投資したい、だから頑張って欲しい』

と言ってくれる友達まで出てきた.

目指すべき目標と活動内容が常に同じ方向に動いていることが伝わり

矛盾のない活動ができていると思うと自信が持てる.

人を動かすことは容易ではないけれど

初めて人を動かせたことを誇りに思っている.