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公園散歩スナップで準備を整える休暇最終日:Nikon Z 50+NIKKOR Z 26mm f/2.8

2025年1月3日


山ノ神神社、イナカストリートスナップへと続く前。
雨の途切れた公園を歩く。


1月4日から仕事である。
年末年始休暇その全ての日で起床就寝のスケジュールを崩さず過ごした。
周りが起きていなくても起き、寝ていなくても寝る。

そう、明日から仕事という憂鬱さを避けるため。




秘部
Nikon Z 50+NIKKOR Z 26mm f/2.8


乱雑というものをまとめた整然
Nikon Z 50+NIKKOR Z 26mm f/2.8


絡まるつた植物に目を留めたが道のりは続く
Nikon Z 50+NIKKOR Z 26mm f/2.8

何を見るのか。
何が見えているのか。
見えるものしか見えていない。

そうではなく、見えていないものを見る(感じ取る)。

目先のことに囚われていては良い商売にはならない。
のだが、実際、目先のことすら処理しきれていなかったりもする。

せめて志だけ高めておこう。

木々を撮りながら明日への準備をする。




反射する濡れた石段
Nikon Z 50+NIKKOR Z 26mm f/2.8

雨が止み、雲の隙間から太陽が顔を出す。
しっとりと濡れた石段が照らされるが、全てを照らすほどではない。
届かない光。

どんなに努力しても報われるとは限らない。
自身とは関係のないところで覆される。

太陽が照らしてくれるのを待っているだけではなく、鏡でもなんでも使って全部に反射させないと。

そうして行き過ぎた行為によってお縄になる。


報われない前提で努力する。
極端な最終手段を想像するだけでそれは使わない。

綺麗事では済まないのだが、それでも綺麗事を信じたい。




Nikon Z 50+NIKKOR Z 26mm f/2.8


Nikon Z 50+NIKKOR Z 26mm f/2.8


Nikon Z 50+NIKKOR Z 26mm f/2.8

曇り空でも雲の上は晴れている。
いや、当然のことだろう。


どんなに曇っていてもいつかは晴れるんだってさ。
勝手に言っていろと思う。

楽観的になってはいけない。
楽な方に行きたくなるからこそ。

運のような得体のしれない要素によって好転することもある。
その時のためにとっておく。


雲の動きを強調する太陽。
わずかに見える青空。
木々のシルエット。




この先通れません
Nikon Z 50+NIKKOR Z 26mm f/2.8

進入禁止のガードに近づく。
雨の雫と路面の反射が雨上がりであることを伝える。
模様のバランスがちょうどよくなるように近づいたり離れたり。
単焦点レンズの醍醐味。
傍から見たら滑稽だろう。


追い求める姿勢は前のめりで良い。
そのまま倒れ込まない程度に。

それでも姿勢だけではどうにもならない。
進入禁止のガードを突き破らないと。

実際にそれをしたらお縄だが。




Nikon Z 50+NIKKOR Z 26mm f/2.8


Nikon Z 50+NIKKOR Z 26mm f/2.8

大した仕事ではないが決断を求められる。
決めるから結構重い。
他人のせいにはできないし、反対を押し切ることもある。
いずれにせよ責任がついて回る。

最後は自分を信じるしかない。


休暇モードから切り替える。
が、あまり変わらない。
普段からこんなだ。
むしろ受け入れる準備を整えるような感じ。



写真には被写体はもちろんだが、撮影者の心も写ると思う。
処理も含めてその時の心境が現れる。
今回のはなんていうか、重い。
多分、気分が重いからかも知れない。

その昔、写真を撮られると魂を取られるなんて信じられたが、全く持って自意識過剰で間違いだ。
魂を取(撮)られているのは撮影者自身。



そして休暇明け。
休暇前と変わらず普段通り。


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