Echoes〜たまアリ参戦記 初日の感想
初見後の感想、やっぱり1度の鑑賞で全部を解釈するのは難しい。ストーリーブックから感じたものとはまた違うものが感じられたけど、全然整理できてない。ただ、解像度が上がったと思う所もあるのでそれを書き留めておきたい。
(1)言葉や文字を音として感じ、その身に宿す
ストーリーブックを読んでる時は感覚的に理解できなかったけど、鑑賞後にイメージしたのは歌手の広瀬香美さん。↓↓
広瀬香美さんは生活音が、例えそれが静かな場所であっても、全て和音や不協和音に聞こえるそーです。いわゆる聴覚過敏の一種ですよね。天賦の才能も生きづらさも抱えてるとゆー意味でNOVAに似てる気がする。NOVAの場合は「言葉や文字を『音』として感じ」「世界の記憶、かつて存在していた『命』の残響を再生する」能力を有してるんですよね。そしてその能力ゆえに置かれた立場に苦しんだんですよね。
普通は音として知覚しないものを知覚する能力はSFっぽい設定だなぁと思ったんですが、これは羽生くんのリアルらしい。↓↓
4:10〜から視覚情報が音として知覚されると語ってらっしゃる。かつて原爆ドームに訪れた時、その世界の記憶とか、存在していた「命」を感じて音を知覚したのかな?その時の体験がEchoes〜に繋がっているのかな?等と想像しました。
(2)数字の意味
なんか意味がありそーと思ってたけど、こちらの記事が自分的に衝撃でした。↓↓
11と7の足し引きの発想もすごいんですが(数学的センスがある方とお見受けした)、そこから29や257って数字が出てくるのがすごい。これはそーゆう知識が無ければ思い至らないと思うんです。私の場合、数字を示されてB29は思いついたんですが、257はさっぱり分からない。で、色々と調べてたらこのサイトに辿り着きました。↓↓
257がこれを意味しているのか分からないんですが、サイトを開いてゾクッとした。こーゆう記録が残っている事を知らなかった自分の無知を思い知った。ツアーに広島公演があるのは偶々ではないんだ。でも257には他にも意味があるかもしれないので知ってる人がいたら教えてください。お願いします。<(_ _)> あと、数字にフォーカスして書きましたが、大木雄貴さんの書かれた全文が深い。是非、読んでほしいです。
(3)ストーリーブックの感想がどう変化したか?
(感想の詳細は前回note参照)
①ハチさんの…
砂の惑星とEchoes〜のテーマは別物な事はよく分かった。けど、映像がすごくオーバーラップする。やっぱり何かしら影響受けてると思う。
②ガンダムSEEDの…
人種概念における宿命と運命はEchoes〜にも通じていると思う。
③野原ひろしの…
ストーリーブックを読んだ時は「マジか…」な印象が強かったんですが(前回note読んで下さい)、羽生くんはあの言葉を「是」としていない。これは上の大木さんの記事からもそー思えた。あの言葉に対する解釈は羽生くんと一致していると思えました。
④パラレルワールド
並行世界を語ってるだけじゃないかも。ストーリーブックを読んでる時にも「シューティンガーの猫」が頭を掠めたんだけど、鑑賞後はそれがもっとはっきりした感じ。様々な状態が同時に存在して(重なり合って)いるのが「今」なのだとしたら、偶然の重なりによって一瞬一瞬が決定されていく過程が運命なのか?私が選んだと思っている運命は偶然の重なりの上でそう思っているだけなのか?量子力学から哲学まで幅広すぎて私の頭は追いつきません。求む解説!
感想とゆーか、解像度が上がったかもとゆー所を書き留めてみました。本日の鑑賞で更に解像度を上げられるか?楽しみです。では、仕事に行ってきます!
以下、自分用資料です。
12/18追加
自分用美麗写真