マチェーテ
2011年頃書いた映画感想文。
「マチェーテ」
かつて米国では、B級映画を2・3本まとめて上映する、
「グラインドハウス」という映画館がありました。
そこでB級映画にどっぷりとつかったのが我らがクエンティンのタラやん。
21世紀にグラインドハウスを復活させようと、
マブダチのロバート・ロドリゲスをB級映画を作りました。
それが「デス・プルーフ」と「プラネット・テラー」です。
ちなみに僕はデス・プルーフがとてつもなく好きです。
2008年7月頃、僕はDVDで2作品を鑑賞しました。
その時書いた感想の一文に次のようなものがありました。
「プラネット・テラーが始まる前にあった謎の予告編、
あの予告編の本編を見たいぜ・・・
すんげーおもしろそう!」
謎の予告編のタイトルは「マチェーテ」。
本編はありません。
何故ならこのグラインドハウス企画のために作られたフェイク予告編だからです。
タラやんとロドリゲスやり過ぎだよ。
なんて思っていたら2010年、本編が作られてしまったのでした!!!
しかもとてつもない豪華キャストで。
絶対赤字だぞ・・・
んで、その「マチェーテ」が地元でレイトショー公開されたのでさっそく見に行ってきましたよ。
月曜日の21時10分、観客僕入れて6名。
メキシコのハチャメチャ捜査官、通称「マチェーテ」は、
こち亀の両さん並みに後先考えずに突き進みまくる。
そして麻薬組織のボスに手を出してしまい、
とてつもない不幸に見舞われてしまう・・・
ってなお話。
開始早々、マチェーテの相棒が○○○にされるわ、いきなり首が飛びまくるわ、アクセル全開で人が死にまくります。
しょっぱなから僕の顔はにやけっぱなし。
やっぱB級映画はバイオレンスじゃないと!
そしてB級映画にはエロティックも必要。
女性出演者たちがキャラたち過ぎですぜ。
リンジー・ローハンは演技なのか素なのかわからないくらいのラリってる感じ。
そしておっぱいおっぱい。
ジェシカ・アルバは相変わらずの美しさと凛々しさ。
そしておっぱいおっぱい。
なんといってもミシェル・ロドリゲス!
一度消えた後、救急車の中から見得を切って現れるシーン。
もう立ち上がって拍手する寸前でした。
カッコよ過ぎる&エロ過ぎる!
あの衣装は絶対医者の趣味だな。
ついでにナースもよかったぜ!
そしてこの女性たちは皆マチェーテのことが大好き。
ちょっとマチェーテもて過ぎだよ。
嫉妬するほどに。
このマチェーテ役のダニー・トレホ、ロドリゲス監督のいとこだそうな。
悪役に扮するのは名優ロバート・デ・ニーロと沈黙のスティーブン・セガール。
デ・ニーロさんなんでこの映画出たんだろう?
いかにも小悪党な政治家の演技はさすがでしたが。
楽しそうだったからこーゆーの演りたかったのかなあ。
あ、そういや途中でタクシーを運転してたぞ!!!
デ・ニーロにタクシー運転させんなwww
そしてセガールは太りすぎ。
動き鈍し。
最後は○○!
僕のベストシーンはクライマックス。
フェイク予告編で僕の心に残ったのはバイクのジャンプシーン。
あれをずーーーっと見たかった!
そしたらクライマックスでガトリング砲を付けたバイクで飛びましたよ。
もう最高!
ちなみにベスト2は医者が◯の長さの話をした後で、
マチェーテが敵の腹を切って◯をロープ替わりにするシーン。
声出して笑いそうでした。
エンドロール直前、衝撃の情報が!
本当にやるんなら見たいぞ「続マチェーテ」!!
ヨーロッパあたりで殺りまくるんだろうか?
えー、あくまで超B級の悪趣味映画なので、
そういったのがダメな人は見ないほうがいいですマジで。
僕にとっては素晴らしき作品でした。