ちゃりほんつりー|文学的でありたい。
文学的でありたい。文学的とはどういうことか。 普通に仕事をして、普通に社会人として生活してきたわけだが、「文学的でありたい」と思いながら生きてきたので、じゃあ「文学的って何?」という思いで、毎日書いてみています。
文学が扱う、心の奥底の、見にくい(醜い)部分。 露悪的に、秘密を開示するように、直視する…
村上春樹氏は『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を出版した時、インタビューで「フィッツジェラ…
9/26に、「社会人になる時に、心を硬くして武装するのはどういうことだろうか」と書いた。 都…
結局、私にとっての「文学的でありたい」とは、 ①心をなくしたくない ②充実したウェルビーン…
心をなくしたくない。 無感動は嫌だ。 でもそれは、熱狂や喧騒ばかりを求めるもの、ドラマチッ…
社会に出て、がむしゃらに働いて。 気がついたら氷の砂漠。 何かに擦り切れて、痛い。 擦り切…
三宅香帆氏の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』に、読書におけるノイズについてのくだ…
AIも、作品を「学習」しているのだろうが、AIと人間の作品の取り込み方で違うのは、もしか…
これまでいろいろな作品を味わってきた。 芸術を食み、その味についてうんぬんする。 でも、…
書くことは、ふりかえることである、と以前書いた。 このnoteを書くために、いろいろな書物へ…
ネットを検索していたら、よしもとばなな氏の小説についての学士論文が見つかった。 よしもと…
文学は、心を扱う。 では、AI時代に、「心」とは何か? 外界の刺激に対して、何らかの反応を…
前回、記録する、ということについて書いたが、ともかく記録する、ということに徹底した文学作…
最近では、日記というより、日誌のようなものをつけている。 ひとつに、いちいち文学的な表現…
前回の記事で、「文章の中に時代を閉じこめれば、それはすべて懐かしさをもって読み返すことが…
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆、2024)の第四章では、日本史上最も労働…