ストレスについて
ストレスとは身体的・心理的な安定を脅かすような出来事に反応するプロセスのことである。
ストレスには良いのもと悪いものがあり、ストレスのもとになる出来事のことをストレッサーという。
科学的なストレス研究の始まりはセリエの提唱した汎適応症候群で、ストレッサーの期間とそれに対する抵抗力のデータである。
生理的には視床下部から分泌されたホルモンを下垂体が受け取り、副腎皮質からコルチゾールに変換された結果、闘争・逃走反応として現れている。
さらに人間は病気や怪我などのライフイベント、人間関係の不満などのデイリーハッスルズをもストレッサーとし、デイリーハッスルズの方が心身の健康に関与する。
これらに加えクリスマスや休暇などの良いライフイベントもストレスに感じ、経験したライフイベントの合計値が大きいとその後の疾患発症率が高まる。
これを社会的再適応評価尺度という。
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