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ストレスマネジメントにおいて心理学がどのような貢献をするか

ストレスマネジメントにおいて心理学は、社会生活の中で避けることが困難であるストレスを上手く乗り越えて人間的に成長するチャンスとするために、ストレスの性質、とらえ方の個人差や効果的な対処法を学び、心身の健康の価値を認識する役割がある。 心理学を学ぶことで「自分が今、なんのストレッサーにどんな影響を受けているか」を理解することができ、その原因に対処する方法を考えることができる。 例えばポジティブ心理学を身につけることで人間の持つ長所を明らかにし、ポジティブな機能を促進していくこと

    • もう二度と朝が訪れませんように

      もしも願いが叶うなら もう二度と朝が来ませんように。 私は朝が嫌い 1年365日毎日毎日1日の例外もなくこの世の全てを呪い殺しながら目覚めている。 起きるのが嫌い 外に出て見たくもない触れたくもない誰かの機嫌に晒されて自身が乱れるのが疲れるから。 仕事が嫌い 社会との繋がりはめんどくさい。そうしないと生きてはいけないからと自分に言い聞かせて、それ以外のことを考えないようにすることで何とかこなせてるだけ。 人と関わるのが嫌い 他人の価値観や人生観が強制的に入って来るから

      • タイプAパーソナリティ者にオススメのストレスマネジメント

        情熱的な完全主義者で、競争心があり余裕が無いタイプAパーソナリティ者にはストレスマネジメントとして楽観主義がオススメである。 その理由は楽観主義ではネガティブなことはその原因を外的、一時的、特異的に帰属させ、ポジティブなことは内的、安定的、全体的に帰属させる考え方なので悪いことは自分のせいだけではない、良いことは自分の頑張りの成果だと捉えることができるからである。

        • ストレスコーピングとは

          ストレスコーピングとは心理的ストレスを引き起こしている状況を理解し、対処する方法のことである。 コーピングの種類には、ストレスの原因そのものに働きかける問題焦点型コーピングと、自己の感情に対して働きかける情動焦点型コーピングの2種類がある。 また、統制可能性の次元において統制可能なストレスならばうまく対処できるが、統制不可能なストレスに遭遇すると腫瘍ができたり免疫が落ちたりする。 そんなストレスへの対処法として有効な手段の一つが未来をポジティブに捉える楽観主義である。 楽観性

        ストレスマネジメントにおいて心理学がどのような貢献をするか

          ストレスについて

          ストレスとは身体的・心理的な安定を脅かすような出来事に反応するプロセスのことである。 ストレスには良いのもと悪いものがあり、ストレスのもとになる出来事のことをストレッサーという。 科学的なストレス研究の始まりはセリエの提唱した汎適応症候群で、ストレッサーの期間とそれに対する抵抗力のデータである。 生理的には視床下部から分泌されたホルモンを下垂体が受け取り、副腎皮質からコルチゾールに変換された結果、闘争・逃走反応として現れている。 さらに人間は病気や怪我などのライフイベント、人

          ストレスについて