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えんがわ日和

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なんともないことだけど あたたかい縁側でぼーっとしてる時に思い浮かぶようなことを書き留めてみる
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#日記

えんがわ日和〜親子旅行〜

孝行のしたい時分に親は無し 働き始めたら、親孝行としてずっと親を旅行に連れて行きたいと思…

えんがわ日和〜乗り換え〜

祖父の家に行く時、必ず急行から各停に乗り換える。 その駅に着いたら必ず電話。 「今ここだか…

えんがわ日和〜家の片付け〜

祖父母が住んでいた家は、 祖父が亡くなり祖母が施設に入ったことで住む人がいなくなった。 ま…

えんがわ日和〜おばあちゃんラジオ〜

祖母はテレビが好きだ。 家にいるときはずっとテレビを見ている。 テレビの前は祖母の特等席だ…

えんがわ日和〜お墓参り〜

施設にお世話になってる祖母に会いに行った。 少し日が空いてしまったのでドキドキしながら対…

えんがわ日和#2 -ちゃちゃらんちゃちゃん-

「ちゃ、ちゃらんちゃちゃん…月が〜出たで〜た…」 電話越しで大好きな盆踊りの音楽を歌うと…

えんがわ日和#1 - おばあちゃんの旅行-

祖母が「本当に楽しかった。おばあちゃんは本当に幸せ者だよ。」と電話越しで何回も言うのを聞いて、電話してよかったと思った。 だけど、同時に「おばあちゃんがいなくなったらこの日の電話を何回も思い出すんだろうなぁ」とぽそっと思った。 先日祖母と9人の家族で旅行に行った。 きっかけは、叔父が「みんなで旅行に行こうよ。」と言ってくれたことだった。 祖父の1周忌がちょうど終わった頃で、介護生活で凝り固まっていた心が少しずつ解凍されていた。 認知症の祖父と日々暮らすだけで精一杯だったが