わたしの推し活ノォト❷(HANCE)
わたしの推しアーティスト2人目は、HANCEさん。
2020年にデビューした異色のシンガーソングライターで、
なんと!会社を経営する傍ら、
レーベルに所属せず、
各分野のクリエイターを自分の嗅覚で声をかけ集め、
プロジェクトを展開しています。
実はですね、、、
今年1月の東京行きは、HANCEさんのはじめてのライブで、
当初は東京遠いし、最初はまったく行く気「ゼロ」でしたが、
朝、目がぱちりと覚めたとき、
「行くーーーーー!」
と決めて覚醒したのでした。
もう自分コワイ(笑)
目が覚めたとき、真逆になっているときがちょくちょくあるので。
しかし、
そら従うでしょ、とはるばる雨の降る東京ライブに参加。
自らの声にきちんと従うと、
こんなに楽しいんだ!と、間違いなしでした。
それから3か月後の関西公演の告知は、
なんとHOME神戸!
しかもわたしも何度もイベントで行ったことのある
「クラブ月世界」
東京でのライブ中に、
HANCEさんのイメージは「月世界」が似合うなぁとぼんやり思っていたので、
とてもうれしかった。
スタート前にまずはぐるっと写真で見渡していただいて、、、
あ、ハンターの自分、
目指すべき席のイメトレは常にしていて、
席を確保できるまで、しっとりと緊張感はまとわりついていましたし、
鬼の形相と意気込みで確保はしましたし、
負けるの、待つの、めっちゃイヤなんで、ドリンクの順番待ちもするもんかと、鼻息あらく1番でした(ちなみに握手会も一番でした)、、、苦い
※前記事「勝つとか負けるとか」を読んでくださった方は
苦笑いと思われます(すみません)
神戸ライブでは、わたしはめずらしく
友達夫婦を誘って3人で参加しました。
超絶良いBOX席に3人で座っていたら、
開演間際、一人の女性が「座ってもいいですか?」と
わたしの隣に座られました。
友達夫婦はとてもフレンドリーで、
「どうぞどうぞ!」
と言ったわけですが、
実は
わたし
なんと
人見知りなんです、、、
ぱっと見、社交的に見えるようで、よく街に出れば声を
かけられます。
いや、道を聞かれるんですけど。
それくらい声をかけやすい風貌なんですが、
自分、中身は苦味ばしってます、、、
その方は、かなり物おじしない「ピース!」と叫びながら街を練り歩いているかのような雰囲気で、いろいろ話しかけてくださいますが、
わたしは正直言うと心の中のざわざわがはじまり、
はじまったHANCEさんのライブに集中できなくなりました。
おっと、
こりゃマズイぞ!とライブを堪能しながら、なんと頭の中で
バイロンケイティの「ワーク」をはじめました!
だって、ライブを心底楽しむためには、このざわざわを早急に手放さなくてはならなかったのです!
時間にしたら1分か2分で解決でき、
おお、わたしこそ、だよ、とざわざわが消えたとき、
アップテンポの曲になり、HANCEさんが観客を、
ダンスフロアにいざなうアプローチ。
ほぼ、顔に「HANCE命」と書かれたドレッシーなマダムたちは何の躊躇もなく、ダンスフロアになだれ込み、
次の瞬間、隣の女性がわたしの手を引き、
ダンスフロアに連れ出したのです。
そして、
笑顔ではなった言葉が、
「楽しんだもん勝ち!」
でした。
最前列に連れ出されたわたしは、ここでイジイジするわけにもいかず、
思いっきりはじけ飛びました。
そう、手を振り上げ、飛び上がるだけですが、
なんと気持ちの良いことよ。
ギターの石垣さんという、
HANCEチームの要の一人である人が、
めちゃくちゃかわいい笑顔を惜しげもなく浮かべ、
楽しくて仕方のないようにギターをかき鳴らしていました。
その姿を見たら、
わたしも笑って、高校生以来、ライブで飛び跳ねるという所業を、
からだの不調もなく完結することができました。
そして、
休憩中の時間にお姉さんはグッズを買って来て、
「推しにはお金を使わんとね」
と一言。
その一言を聞いたとき、
ああ、今日のわたしのミューズはこの人だ、と思いました。
見知らぬ通りすがりのお姉さんが、
ライブを楽しむことを全力でサポートしてくれた。
すごかね。
HANCEファンの熱量もすごかね。
わたしも「楽しみ尽くす」スピリット、参考にさせていただきます!
HANCEさん、みなさま、ありがとうございました。
HANCEさんの新曲の「眠りの花」。
ベルリンで撮影されたとてもエモーショナルな画像。
登場する少女は何の比喩なんだろうと想像がふくらみます。
YouTube140万回超えのデビュー曲も置いておきます。
よろしければぜひ。