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旅ノォト❷(倉敷で朝食を)

今回の旅のイベント、
大橋トリオさんのホールツアーは一日目の夜、
終了しました。


ライブ終了してからいつも、
もうひとつどこかのホール、
予約しとけばよかった、と、うっすら後悔します。

それほど、毎年のホールツアーは、
大満足なのです。

いや、しかし!


この旅は、ライブオンリーではありません。
もう一か所、楽しみにしていた目的があります。


それは、
美観地区の外れにある、

「士水(しすい)」さん。


一汁一菜の和食モーニングは、
羽釜で炊き上げたご飯にお味噌汁、
お漬物に鰹節のセットの身体に優しい朝食セット。


たまたまインスタのおすすめで出てきて、
朝食はもちろん、
お店の外観、内観、
店主さんの時代をトリップしたかのような和装姿、
すべて惹かれて行ってみたいと思っていたお店です。

開店は朝7時。

平日なので、7時ジャストからさすがに並ばんやろう、
と、たかをくくり、7時前にホテルを出たのでした。


朝はやく起きるときは、
なんで休みの日に早起きせなならんのやろう、

と、
ぶつくさ言ってますが、

この朝の景色を見たら、
ぶつくさは南米の彼方まで吹き飛ばされます。

阿智神社
昼間とやはり風情が違う。
一度ざぶっと夜露で浄化されたかのような
ここも昼間とまったく違う風情
倉敷で有名な三宅商店
やっぱり朝がいい。
清々しい!
昼間はまじまじ見れなかったカレー屋さんのシャビーな
扉も、じっくり観察できる。
かわいいなぁ。
やっぱりわたしは古いものが好きなんだな



町を観察しながら歩いていたら、
時刻は7時過ぎ。

お店に到着です。

やはり並んでいる人はいなくて「ほっ」。

扉を開けると、、、

なんと既に満席で、第一クールから外れました。


第一クールの客がはけるまで、
外で待機です。
待機一号です。


一号が並んでいると、
次々お客さんがやってきて、
わたしの後ろに十名ほど並びました。

十五分ほど経って、
第一クールの客がちらほら出ても、
店主はすぐに並んでいる客を中に入れません。

なるほど。


朝は女店主さん一人で切り盛りされているから、
自分のペースを一番に保ちつつ、
整えながら、次の客を入れているのだな。


わたしなら、並んでいるお客に気を使って、
次々入れてしまいそう!笑


そんな観察をしながら、
結局二十分ほど待って、お店の中に案内されました。

昼間は暑くても、
朝は冷えていたので、出された白湯が沁みました
美しい店主さん。
本当に美しかった。
「一汁一菜の朝定食、白ご飯で4人分お願いします」☺
きましたよ~待ちましたよ~。
「ごはん大盛りで」と言いたかったのですが、そんな雰囲気ではなかったので堪えました、、、

ああ、冷えた体にしみわたる、素朴なおいしさ。

味噌汁はあわせだったか赤だしだったか、
今では記憶が定かではりませんが、
具だくさんで、
削りたての鰹節は、醬油をぽてっとかけたらとてつもないご飯の相棒で、
やっぱりご飯おかわりお願いします、と叫びたい心境でした。


このとき、
小学生の登校時間で、
窓越しに子供が手をふると、
店主さんもにっこり微笑んでそっと手をふる。

なんや、この美しい光景は!


と、胸がきゅっ!となったのでした。

そして、お客の誰もが、
大声でしゃべらない。

流れる静かな空気を、
美しい静寂を皆楽しんでいて、
食事以外にも、豊かな時間を味わうことができました。


やっぱりご飯おかわりお願いします、、、。


トータルコンセプトで成功している。
またぜひ行きたいお店です。



続いて、
瀬戸内海を望む景勝地、
王子が岳に行く予定でしたが、
(リトルともここ行こうね!すっごいきれいなとこ、ここでしばらくぼんやりしようと話していた)

調べてみたら、バスで70分、さらにタクシー、
とのことであっさり折れました ←ここ覚えておいてください


はい、またしても、
効率の悪いことを簡単に排除したのです。
(乗り物好きでもタクシーは嫌い)


といっても、

朝食いただいてから帰るまでの時間がもったいないので、
児島のジーンズストリートに初めて行くことにしました。

倉敷から児島まで、路線バスにしました。
知らない道を、約1時間かけての道のり、最高か!
児島ジーンズストリート☺
リーバイスかと思った
なんと、祝日の翌日、ほとんどのお店がお休み(😿)
野良をストーキングする
堂々してる🐈
神社入っていった

唯一開いていたお店にて。


購入するつもりはなかったけれど、
色合いと柄と着心地に惹かれて(ほぼ一目ぼれ)購入。

実は小さい頃からデニム好きで、
ヒッコリーも大好きだけど、ヒッコリーはかなりカジュアルダウンする。

こちらは
ベースが藍色で、細い白のストライプ。
きちっと感が出ているところがとても気に入りました。

児島のホームで「キメ!」ポーズ。
あーちゃんは、ワイルドなすぎちゃんテイストです


「キメ!」ポーズもきまったので、
さぁ、そろそろ帰りますか。

明日からまたお仕事ですよ。
早めに帰ってメンテしましょう。


ライブからはじまった、一泊二日の倉敷の旅。


楽しい旅の記録、
最後までご覧いただき、ありがとうございました。


<番外編>


さて、

またしても効率を重視して、当初の予定を、
今回もあっさり断念したひとつがありました。

なるべく早く、夕方四時頃にはうちに帰りたかったのです。


すると、帰りの電車でこんなことが。

岡山から相生までの在来線の途中、
「線路に倒木があり」
とのアナウンス。

しばらく足止めをくらい、
相生で乗り換えがスムーズにいかず、しばらくじっと待ちました。


その後、やっと乗り換え電車きたわ!
と安堵していたら、
尼崎付近で人が線路に侵入したとのことで、
三十分以上、電車の中に閉じ込められる事態に。

そのとき四人座席に一人で座っていたので、
体調不良にはなりませんでしたが、
閉所恐怖症としてはかなりキツイ状況です。

自分のお土産に買った佐藤紅商店の薬味。
いつもの料理にポチっとそえるだけで
最高のお味になります(テキスタイルデザイナーのnikiさん紹介)

写真を撮りながら気を紛らわせていましたが、
いよいよいかん、、、。
ざわつく。

車掌さんがいる後ろの車両にいって、

わたし、気分が悪いんです!降ろしてくださいません!?

と、演技しましたが、
降ろしてくれませんでした。

結局、予定よりも二時間以上オーバーして、
おうちにたどり着いたのでした。

リトルよ、、、。





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