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『人生の授業 エピクテトス』
皆さんこんにちは!
はじめまして
小池遼太と申します。
現在新卒二年目の社会人として働いており、社会人生活を送る中で何かプラスアルファでと思いつき始めました。
大学四年生の時に本を読む面白さや学ぶ楽しさに気付きました。
今までアウトプットの機会を専用で設けたことがなく、今回から読んだ本の感想や要約を書いていきたいと思っています。
もしこの記事を読んでくださる方がいらっしゃって、記事の中の一部でも影響を与える言葉があれば凄く嬉しいですし、読んだ本を読んでくださるのならもっと嬉しいです。ぜひ感想を送って頂いて一緒に学びの喜びを共有させてください!(笑)
記事の内容もフォントの使い方も?まだ全然分かっておらず初心者ですので、アドバイスいただけたら本当に嬉しいです。
では・・・
記念すべき第一回目の本は
「人生の授業~奴隷の哲学者 エピクテトス~」です!!
![](https://assets.st-note.com/img/1700918967369-8N7uWwvQ5L.png)
エピクテトスってご存知ですか?
「心理カウンセラー ラッキー」さんというYUTUBEの方がこの本を紹介されていて、何となく手に取ってみたんです。
それが読んでみたら凄く面白くて・・・
エピクテトスさんはローマ時代の哲学者だそうです。
でも、ただの哲学者ではありません。なんと奴隷出身の哲学者なんです!しかも足が不自由で、哲学者になってから。ローマからの哲学者追放令というやつで国外追放、その後学校教育の教師(当時の教師というのは収入が安定していない)、生涯のほとんどを独身で過ごす。
どうみてもタイトルの「自由」とは逆をいった人生を歩んでいそうな方です(笑)。
実際エピクテトスは本名ではないそうで、「後になって獲得されたもの」という意味だそうです。奴隷って感じです。
そんな彼がどうして「自由」を手に入れられたと思いますか?
それは、エピクテトスさんの求める自由が今現在の人々が考えている自由とは異なるものだったからです。
彼のいう自由とは「心の自由」のことでした。
それはどういうことかというと
「先入観や偏見に振り回されず、自分ができること、できないことを見定めて行動できる」
ことです。
自分が変えられることだけは欲望の対象とし、変えられないことはとても小さな問題とする。
これが「心が自由である」ということです。
例えば有名人や会社経営者など、成功者やお金持ちと言われる人を見たとき羨ましいと思います。
でも、エピクテトスさんはそれを「心象に拉致される」と言います。
心象に拉致されるとは、事実の認識を正しくできずに、偏った見方をしてしまうことです。
羨ましいと思ったとして、もし自分がその人になったら自由でしょうか?実態は異なっていることも多いと思います。少なくとも自分の自由とは違いますよね?だって、羨ましいと思っている時点で自由な心の働きではないじゃないですか。
つまり、羨ましい幸せそうだ、自分もそうなりたいと思うこともできれば、裏ではとても心配なこともあるだろうとか、毎日人に見られるのは大変だとか思うこともできます。
その選択があることが「自由である」ということなんだと思います。
どうでしょうか?(笑)僕ははじめてこの考え方を知った時目から鱗が落ちました。
エピクテトスさんからみれば、現代の人達はほとんど奴隷と同じだと言っていいと思います。
だって、選択の自由は多くありますが、そのほとんどが「心象に拉致された」選択だからです。それは彼からすれば奴隷だからです。
僕はこの考え方を知って会社での人間関係がとっても楽になりました。昔からすごく神経質で考え込んでしまうタイプだったんです。でも、例えば上司が無愛想だったとしたら、「上司は他人から見て無愛想な顔をしている」という事実があるだけだと考えるようになりました。
そうかもしれないけど、それが私の行動の自由、思考の自由を妨げる理由にはならないんです。
そうやって自分を少しだけ認めてあげられて、穏やかに過ごせるようになりました。
でもそれで人から凄く評判が悪くなったかというと全然そんなことありません。(って自分ではおもってるけど・・・笑)
皆さんも、もしよければこの本を読んでいただき、少しでも心が軽くなってくれたらなと思います。
あと心理カウンセラーラッキーの動画もみてね。
今回は初めての投稿でしたが、これをきっかけに本を読んだら投稿していこうと思います。
もしいいなと思ったらぜひこれからも立ち寄ってくださいね。
最後まで時間を使って読んでいただきありがとうございました♪♫