他人の期待にこたえない

自分への書き下ろしでひとつ。

普通の普通の家庭に生まれ。埼玉県の四人家族、両親に姉ひとり、で、私。末っ子だ。お金持ちでもなく極貧でもなくモデルケースみたいに普通の家。古くも新しくもないお洒落でもゴミ屋敷でもない、大きくもない普通の戸建て一軒家。いわゆる一般家庭だ。普通普通言うて、なにが普通よ？ってのは今日はいったん置いておいて。

私が20歳になるまでは犬と猫を飼わずに人間四人で暮らしてきた。しいていえば金魚や、とってきたザリガニなんかは飼ったけど、あ、あとトカゲなんかも飼ってみたり。その辺のね。それから、ウスバカゲロウも好きで箱に飼ってみたり。んで、私が小学生高学年のころには怪我した飛べない鳩を父が拾ってきて保護し、鳩と名付けて一羽飼育をしていたこともあったな。そう、オードリーヘップバーンの猫に猫と名付けたのを真似してね。これは母親に異常に懐いていたよ。んなこたどうでもいいか。
そのあとは私が20歳のときにもらった犬を飼っただけかな。

そんな風に平和に暮らしていた。本当ごく一般の家庭。

末っ子で育ち、しっかりした姉と両親。安心して暮らしていたが、その末っ子の役割というのが場をなごます、自分以外の顔色を伺って平和を保つように無意識レベルで行っていたように思う。特に姉に見捨てられたら生きていけないという恐怖。
最近つねづね、それももうその癖もいらないなって。
人生50年やっと思った。

無意識の癖なので当たり前というか普通？　なのに、これもういらないんじゃね？　と。

結婚して実家を出て約20年も経ってそんなことに気づいた。人の機嫌をおもんぱかるの面倒くせーって。おもんぱかるって何よ？　それで自分の機嫌には気づけない。何が食べたいだか何が快適なのか。何が楽しいのか。最近私メランコリー。新しい家族、夫にも顔色を無意識にうかがってるのね。こう振る舞えば喜ぶかな、この選択が喜ぶかな、みたいな。自分の感情がわからない。それでも寝たいとか腹減ったとかは感じられるけど、この癖がある限り、自分の感情が後回しになってる。うっわ、やばくね？

どうしてこんなことになっているのか。

そしてそもそも仕事とかでも怒られないことが最重要になってて。作業自体の内容よりも怒られないことが優先みたいな。えっ、そんなことある？ってビックリ信じられない人も多いのかな。でも私はそうだった。怒られない優先だからそりゃ間違いもあったり、恐れが強いから普段しない失敗をしたり。こんな奴に賃金払いたくねーって自分でも思うがそうだった。自分軸とかって何？って話。やりたいことって何？
みんななんでそんなにスイスイ上手に生きているの？って思ったり。でもいかんせん世の中、悩みがあったりみんなそれぞれ。そしてなぜまだ今さらまた他人のどうこうをどうこう気にしているのだ。自分だろ。

私は快適に生きていきたい。

なにをどうしたらそうなの？
それとももう快適なの？

外に求めるより自分の中から。
確かにそうだよね。
得意なことをして喜ばれたり自分が納得したらいいなーって思う。モヤモヤしていろんな記事を読んだりして他人の評価より自分の評価、とか、はぁあなんてその通りって膝をたたいたり。
なんつーかジタバタして、生涯青春だなーなんて更年期をむかえながらニンマリしたり。
なーにやってんだ。

まぁ　自分で自分のことを整えていくしかないのかなーと。掃除をしたりさ。自分の好きなものを大切に扱ったりとかさ。

最近感じたんだけど、頭の中での考えより身体が動くことを自然にやってしまうこと、を、優先したらいいのかなって。頭より行動が先。なんかそれがズレがない気がする。つい考えてしまうのだけれどもやりたくないことはできないし、自分とのひずみがでてくる。頭を優先だと。わかるかな？
だからウダウダ考えてないでやりたいことをパッとやってみる。それかな。小さなたいしたことでないことからでいい。たとえば床に落ちているゴミをパッと拾ってえらいね、私。みたいな小さなこと。そのまんまでも前は気にならなくて放置していたような小さなこと。それをパッとやってとんどんわいてくるやりたいことをやっていく。そうやって自分で決めて実行していく。ものすごい小さなことから自分で選んで自分で決めて。

解決もなんもしてないけど
もうわからないから風呂入って寝る。
気づいたことが一番かなーって。
なんだよそれ。また書きまーす。
おしまい

※これ下書きをしたあとにわりと長く何回も書き直したり熟成させていたので←熟成て
今は食べたいものとか欲しいものとかはっきりとわかってきましたよー。いろいろやめてみたりやってみたりして。。あとは自分の気持ち良いを優先しています。そのこともまた書きますね
本当におしまい