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貯金ゼロ・無年金・無収入!92歳超高齢父の一人暮らしvol.2〜要介護認定の申請編①
92歳超高齢の父は、行政のお世話になりながら今も一人暮らしをしています。
そんな父がどのような行政サービスを受けているのか、また娘の私がどのような手続きをしたのか、などなどを紹介できればと思います。
前回書いた父の状況
都営住宅で一人暮らし
体調を崩す。血圧が高く一人で歩けない
突然認知症の症状。数時間前に行った病院の記憶がない
娘の私は絶対に父と一緒に住めない。しかし父の症状から放って置けないし、どう見ても誰かの介護が必要。さあどうしよう・・・が前回までの話です。
親切を通り越した神対応のご近所さん・伊藤さま(仮名)の指示
この伊藤さまがとにかく有り難かった!どうしらた良いか分からず呆然とする私に「手続きして介護認定受ければまだまだお父さん一人で大丈夫だからね!」と。
介護認定?はて? 恥ずかしながら私は介護保険の知識がゼロでした。
なので、伊藤さまのアドバイスというより、完全に指示(笑)に従って手続きをすることに。
いざ要介護認定の申請へ
要介護認定の手続きをネットで検索すると、最初にやることは
「区市町村の窓口へ電話などで相談」と出てきます。
しかし、私は伊藤さまの指示通り管轄内の〈社会福祉法人〉へまず電話をし、要介護認定の申請をしたいことと、父の状況を説明しました。そして翌日ケアマネジャー(介護支援専門員)さんが父の元へ来ることになりました。
ちなみにですが、最初に区役所に電話しても、結局は社会福祉法人へ繋がれるそうです。伊藤さまをそれを知っていたので、最初に社会福祉法人に電話するよう言ってくれたようです。社会福祉法人から「区役所に連絡しました?」なんてことも言われなかったです。
ケアマネジャーさんが来て確認されたことは
本人へのインタビュー(体調面全般。歩行、聴覚、滑舌などなども)
部屋の状況確認(清掃状況、衛生面)
家族の支援状況確認・・・「別世帯です」と伝える
本人の経済状態も含めた生活状況確認
家族の支援を依頼されたり、できないからと非難されることは一切なく、〈家族の支援はない〉前提で話は淡々と進んで行きます。
ケアマネジャーさんが来ると様々なことが一気に進みました。
早速支援が始まる
本来であれば、ケアマネジャーさんが来た後に、主治医に心身の状況を聞いたり、区市町村から任命されている調査員の方が自宅訪問をして審査をします。それらを経て要介護なのか、要支援なのかが決定されます。
今回父の場合、調査・審査前でしたがケアマネジャーさんの判断で〈要介護1〉の決定を前提にサービスが受けられることになりました。
社会福祉法人に電話をしてすぐに支援を受けられるとは!近所の伊藤さまは「特別よ(笑)」とおっしゃってましたが、本当にありがたかったです。
特別だったかどうか今でもわかりませんが、想像以上に親身に寄り添っていただけます。身内の支援や介護で悩んでる方はまず相談!をお勧めします。
翌日から次のサービスが始まりました。
介護ベッドと車椅子のレンタル(月額2,300円でした)
一日1回30分のヘルパーさん訪問(薬や食事の世話)
週1回 入浴の立ち会い
これだけでも、娘の私が頻繁に通う必要はなくなります。食事に関してはとりあえず冷凍食品やレトルト、インスタントで賄うことにしました。
しかし問題はまだまだ続く
父は3年ほど前に新築の都営住宅(2K)に入居したのですが、まあまあのゴミ屋敷化していました。介護ベッドの搬入やヘルパーさんに来てもらうことを考えるとこれは掃除するしかない・・・。
レンタル費用は銀行からの引き落としだったが、銀行のカードの暗証番号を父は思い出せない・・・。私の口座から引き落とすことに。
最大の問題は、半年以上収入がなく貯金も底をつき始めていたこと。残金12万円。
読んでくださりありがとうございました!
続きはまた。