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親になる前に知っておきたい!自分を主人公にする人生の秘訣

先日、のもきょうさんのVoicyで、
「自分ができなかったことは子供に託さず、自分の代で解決しよう」
というテーマの放送がありました。
気づきのある放送だったのでシャアさせていただこうと思います!


親の願い:子どもに叶えてほしいこと


・自分は受身型人間だから、子どもは主体的になれるような教育を受けさせたい
・自分は英語が話さないから子どもには話せるようになってほしい
・自分はやりたいことをさせてもらえなかったから、子どもには何でもさせてあげたい

・・・
以上が私が子どもにしてあげたいことの一部です。

子どもを持つ親なら誰でも子どもには幸せになってもらいたいですよね。
だから、自分が叶えられなかった事を子どもが叶えられたら、子どもは自分より幸せになれる気がする…
親として正しい考え方だと思っていました。


親の期待と子どもの自主性


子どもの心の変化

でも子どもの立場になって考えてみたらどうでしょうか?

私は小学1年生の時に母の薦めでピアノ教室の見学に行きました。
それまでピアノを習いたいと思ったことはありませんでした。
見学に行って、まぁまぁ楽しかったんだと思います。
「嫌ではないし習ってみようかな?」
と思いました。

小学6年生までピアノ教室に通いましたが、家では大して練習せず、ピアノ教室のある日は緊張でお腹が痛くなっていました。

見学に行って「ピアノを習う」と決めたのは私です。
でも、最終的に教室を辞めるときには「母に言われたから習った」になっていたんですよね…


親の意図と子どもの受け止め方のギャップ

自分の子供時代を振り返ってみると、
親からすれば、
”できる限り選択肢を与えよう”
”子どもがやりたくなければやらなくてもいい”
と心から思っていても、

親が
「これやってみない?」
と薦めた時点で、ある程度の強制力が生じてしまうのかもしれません。

子どもにとっては、
「親を喜ばせたい」とか「親が言うから間違いないだろう」とか、
私のように「機会を得たからやってみよう」とか、
単純に「やってみたい!」という内在的な動機ではないから、

なにかマイナスの出来事があると
 本当はやりたくなかったのに…
 やれといった親のせい!
と親へ責任転嫁も生じてしまいます。

親の「子どもに苦労してほしくない」という気持ちは、
子どもからすると「望んでない」し、「知ったこっちゃない」かもしれません。


"子どものため"の落とし穴


逆に、”子どものため”は、親の逃げ道やイライラの種にもなりますよね。

自分ができなかった事を、
”自分が習得するにはもう遅い”、”子どもにはできるようになってほしい”
と考えるのは、自分が挑戦することを放棄する言い訳にもなる気がします。

そして、子どもが取り組まなかったり、できなかったりすると、

「せっかくあなたの為と思ってやらせているのに…」
「せっかく早くから環境を整えてあげているのに…」

「どうしてできないの?!」

と、親の描いた理想の子どもにならない事に対してイライラする原因にもなってしまいます。



人生の主役は、あなた


子どもが産まれる前から
 「子どもにはこうしてあげたい!」
と子どもに望むことが多かった私ですが、

自分の人生には自分で責任を持って、
トレーナー資格取得を目指すのも、働き方を変えようと思うのも、

”親の姿を見て、子どもにも主体的な人生を送れる人になってほしいから”

ではなく、

”自分がそうしたいから”

としっかり自分と向き合う必要があるなと思いました。


子どもありきの人生ではなく、自分を主人公にする人生

を意識して過ごしたいものですね。


あなたは自分の人生で何を大切にしていますか?
ぜひコメントで教えてください^^


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