インテリアの効能
先日、ふと気まぐれに、
インテリアの効能とは何か?
という問いを自らに立てたところ、2つのキーワードが割とすんなり思い浮かんだのだった。
で、そのキーワードとは
ずばり
愛と調和
である。
英語で言い直すと、
Love and Harmony(通称ラブハモ)
になる。
どちらにしても我ながら壊滅的にダサいな(汗)
でも、少なくとも自分的にはとても腑に落ちる言葉でもあるんだな、これが・・。
というのも、残念ながら、僕がふだんsurviveしている一見優しげな世界には、
この愛と調和が絶望的に欠けているよなあ
と思うことがしばしばあるからだ。
だから、その度に、僕自身も愛を見失って、
「もう誰とも仲良くなんかしてやるもんか!」
と思わずこの世のあらゆる調和を拒絶したくなる衝動に駆られてしまうのである。
けれど、そんな僕が社会の構成員としてまがりなりにもギリギリのところで踏みとどまれているのは、それこそ
インテリアの効能
のおかげでもあるのかもな
とふと思い至ったのだった。
というのも僕が自宅のインテリアでもっとも心掛けていることは、
とにかく自分の好きなものを部屋中に散りばめること
と
そんな国籍もテイストもバラバラな、でも等しく僕が愛する存在たちにいかに仲良く居心地よくウチで過ごせてもらえるかを考えること、
すなわち、彼らの個性をうまく調和させること
だからだ。
実際、昨日も、這々の体でなんとか自宅に帰還を果たした、しがない初老の斥候兵(または鉄砲玉)である僕は、その自慢のリビングをぐるっと見渡したとたん、
この世界には自分が愛して止まないものがこんなにもたくさんあるんだ
という厳然たる事実に気付かされると同時に、
自分がその気になれば、この世界だってうまく調和させることができるかもしれない
という希望、のようなものすら芽生えてきたのだった。
で、実際、またやる気を取り戻した僕は、翌朝、あの暴風雨の中を武器のない戦場(©︎銀杏BOYZ)目指して、勇ましく行軍していた。
まぁ百聞は一見に如かず、だと思うので、今回、特別に(?)そんな我が家のリビングを披露させていただきます。自分の趣味嗜好がバレバレなのが、ちょっと恥ずかしくはあるけどね・・。