転生したら、ほしがる子ちゃんになっていた件(通称、転ほし)
昨晩、僕はYMOならぬ、YLOのメンバー3人といわゆるオンライン飲み会をしていた。もともとメンバーのYさんに仕事関係の相談を持ちかけていたのだけど、どうせならみんなで飲もうよ、ということになったのだ。
飲み会は19時に開始され、まずY氏とL氏と仕事の話をガッツリする。
その日は職場の人事関係の悩み相談だったのだけど、人事の知識と造詣が深いY氏から、最新のトレンドも踏まえた、とても的確で実践的なアドバイスをいくつも頂いて、本当に本当にタメになりましたよ。
中でも「悪いことは人のせいにじゃなく、全部システムのせいにしちゃいましょう」
はまさに金言だと思った。
あと、L氏がY氏の話に真剣に耳を傾けながら、「でも、うちの職場はみんな仲が良いんですよね〜」とさりげなく言い切っていたのも印象的だった。それ、間違いなくトップ=あなたがいいからだよ!
そんなふうにひとしきり仕事の話ができた頃に、O氏が登場。40分くらいの遅刻にまったく悪びれる様子もなく、「ちょりーっす!」と軽いノリで現れる感じがいかにも彼らしい。
しかし、この日の彼は、一味ちがった。あのA女史がかつて言っていた、いわゆる「良識派の彼」が全開だったのだ。
まず彼は、現代の若者心理を的確に分析して、それを踏まえて、noteのPV数を増やすための具体的なアドバイスを教えてくれた。ちなみに、早速、この記事でそのアドバイスを実践している。
ただ、この日、もっとも鋭いなと舌を巻いたのは、僕が実はこのnoteですでに本来の目的を達成しているにも関わらず、間違った目標=スキやフォロワーの数を設定して、そのことで無駄に悩み苦しんでいる事実を指摘したことだった。
確かに両極端なものを同時にほしがる僕は、どうしようもない駄々っ子で、そこで僕がひらめいたフレーズが、タイトルにもある
欲しがる子ちゃん
だった。
そして、さも面白いことを思いついたような感じで「いやはや、つまり、僕はちびまる子ちゃんならぬ、欲しがる子ちゃんってわけだね〜」とゲラゲラ笑いながら発言したら、別の部屋にいた息子が現れて、
「お父さん、声が大きい。そして、欲しがる子ちゃん、全然、面白くないから!」とすかさず突っ込みを入れてくれた。
確かに一晩明けた今朝振り返っても、いったいこれの何が面白かったのか、自分でも全然分からない。酒の力って怖いよね〜。
それと、この日、もうひとつ嬉しかったことがあった。それは、ずばり、ようやく息子をこの三人に紹介できたことである。何だか知らないけど妙に恥ずかしがってあまりちゃんとあいさつできなかったのは申し訳なかったけど、あの後、お風呂に入ってたときに、彼が「本物に会えて嬉しかった。みんなカッコよかった〜」と興奮気味に話していたのはナイショである。
22時にお開きになった後、楽しさの余韻に浸りながら、僕の心に芽生えたのは、
「人生いろいろあるけど、まあ大丈夫。なんとかなるさ!」
という力強い気持ちだった。
年齢も住む場所も職業も違うから、話すたびに心に新しい風が吹くのを感じられるし、と同時に年齢も住む場所も職業も違うのに、どこか同じという安心感もある。というか、みんな気品があるんだよなあ。
うん、こんなイカした連中とこんなふうに楽しく会話できるんだから、まだまだ僕も捨てたものじゃないのかもね。
頑固な油汚れみたいな自分のバイアス(認知の歪み)のキャリブレーションにも有効だと思ったので、これからも定期的に企画させてもらいたいと思います。
というわけで、YLOの皆様、これからも末永くよろしくお願いいたし升毅!