僕にとっての「創作」とは
叫び、です。
以上
と終わらせたいところだけど、もう少し説明しよう。
これじゃあ確かになんのこっちゃ、分からないだろうから。
正直、文章でも絵でも音楽でも僕なんかよりはるかに素敵な「表現」ができる人は星の数ほどいると思う。
けど、表現ってその名の通り、
上っ面に過ぎない
って若干の負け惜しみ込みで、でもガチで思っている。
でも、世の中を見渡すと案外、そんな上っ面だけで
実際、中身は空っぽというか
もっとはっきり言えば、
底知れない虚無を抱えた
人や物に溢れちゃいないだろうか?
それは少なくとも長年、自分の身の回りの世界を見渡した結果、導き出された
割と確固たるボクの
テツガク
だったりする。
例えば、
なんか流暢に、ほんのり恍惚な表情を浮かべながら、美辞麗句やほのぼのレイクを語っているけど、よくよく後で振り返ったら、
意味のあることなんか微塵子も語ってない
そーゆー人っていません?
いますよねー!(特に声が大きい人に)
ま、そーゆーイメージです。
で、僕が目指しているのは、それとは真逆のこと、つまり、
いろいろとくじけそうなことばかりの毎日だけど、それでもたまに夢のような幸せを実感することもある、そんな
取るに足りないちっぽけな僕のかけがえのない生を
まずは全力で
できるだけ正直に生きながら、
その様子を拙いながらも、
できるだけ正直に
言葉にして伝える
ことに過ぎない。
それを端的に、というか、だいぶはしょって言うと、
叫び
ということになるのだろうな、きっと。
つまり、創作ってきっと自分一人のものじゃないのだろう。
ましてやその道のプロが唸るようなすごい文章を書くことでもない。
それはもっとオープンで、軽やかで、もっとふわふわとした喜びに満ちあふれたもので、
それは例えば
今朝、すれ違った
とてもカワイイわんこちゃんを連れた素敵なおばさまに対して
バクゼンと、でもとても自然に口からついて出る
「おはようございます」
の一言のようなもの
なのかもしれない。
少なくともここで僕がやりたいこと(創作)は
つまりは、そーゆーことなのです。