出向先の退職者(前編)
1月から前々職の会社に週2日出向で行っている。
経緯としては、前々職の上司?先輩? にあたる
「たつにぃ」という方からフォローが欲しい。とお話があったためだ。
フォローが必要な理由は、一施設で2月末に退職者が出る予定があり、一時的に人手が足りなるため。ということであった。
今回退職される方は、僕もよく知っている。
僕の1年後に入社した歳は1つ上の女性職員だ。
この方は、
女性にしては口数が少なく落ち着いているが、パートさんや介護士さん達からの信頼が厚い。
そして良くも悪くも色々なことに気がつき、不平不満を口にすることもあれば、溜め込むこともある。
掻い摘むとそんな方だった。
今回、退職に至った経緯は詳しくは聞いていないが、
サラッと聞くところによると不平不満が溜まりに溜まって爆発した感じだった。
退職時期も近いため、せっかくだから少し話そうかなと思い、業務後に事務所へ寄ったところ、色々あり先週末で退職されてしまったことをスタッフから聞いた。
そして最後の方は、たつにぃへの嫌悪感もかなりあったらしく、
たつにぃが話しかけようとすると忙しくして、話しかけられないようにして意図的に避けていたらしい。
そして急遽早まった最終出勤日に
退職祝いにと買ったプレゼントも、雑に受け取り帰ってしまったらしい。
彼女ならそんなことやりそうだなぁ。
そんなになるまで色んなことを溜め込んでたんだな。と思いながら
前々職を辞めた時の自分も少し重ねていた。
自分も元々、苦しいとか辛いとか自分から周りに対して
あまり積極的に発信するタイプではなかった。
その結果、色んなことを負の感情を溜め込んでしまい、
あることをキッカケに糸が切れて退職に至ってしまった過去がある。
案外、自分からSOSを発信できる人は多くない。
自分からちゃんとSOSを発信することで結果的に周りも助かることがあるため、無理だと思ったらちゃんと発信することと
SOSを出しづらい人がいるということを認識しておいて、
自分の周りにいる仲間達は大丈夫か?ということを気にしておきたい。
次回、たつにぃとの反省会