聞くことのプロ

聞き上手だな。と思う人は、ある程度会ってきたが、
聞くことがプロだな。と思った人は、それほど多くない。

そんな中で、最近会った・見た人の中で
プロだなと思ったのは、

ReHacQの高橋Pと、
主に朝礼の時のうちの社長だ。


二人は、小手先のテクニックで
相槌を打つ。や
オウム返しする。や
要約してまとめる。などが上手とかではなく。


自分が感じたのは、

・無駄な相槌で話の邪魔をしない。
・ただただ相手の話をちゃんと最後まで聞く。
・そして1言1句変換せずにそのままの解釈をする。


が凄いなと思った。

・無駄な相槌で話の邪魔をしない。
相手に対して聞いているという姿勢を見せるために相槌を打つ場合がある。
一方で、多すぎると話の流れを止めてしまったり、雑音になり第3者が聞きづらいことがある。
しかし二人は「うん。うん。」と話を邪魔しない程度で、かつ邪魔しない温度感で相槌を打っているため、話しやすい且つ会話の邪魔にならない。


・ただただ相手の話をちゃんと最後まで聞く。
これは意外とやれそうでやれない人が多い。
自分のように言語化に難のある人間は、出力するまでに時間もかかるし、話している途中で脱線したりもする。
また、自分以外でも結論を説明するために長い前置きを挟まないといけないこともある。
そんな話を聞いていると途中でツッコミたいことも、気になるところも多々あるだろう。
そんな中、二人はとにかく最後まで。 「。」がつくまで聞いてくれる。
時間がかかろうが、脱線しようが聞いてくれる。
だからこそ難はあれど、最後まで心折れずに話し切ることができる。


・そして1言1句変換せずにそのままの解釈をする。
これは、社長とのエピソードで
まだ入職したかしてないかくらいの時に喫煙所で
自分が「この会社もどんどん大きくなりますね」と言ったのに対して
「大きくなるんじゃなくて、大きくするんだよ」と返してくださった。

自分でもなんとなくのニュアンスで発した言葉も
1mmの解釈も加えず、そのまま受け取ってくださっていたことに
適当に聞かずにしっかり自分の言葉を聞いてくれていたのだと思った。


相槌には、もちろん立場や関係性などで多少の多い少ないはあると思うが、
特に「。」まで聞くことや「そのまま解釈する」ことは、今の立場でも大切だと思うため、実践していきたい。

p.s.今日、16:20に訪問した利用者さんのお話を「。」まで聞いた結果、家を出たのが18:00でした。

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