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#046 「具体な未来に向かって進むのではなくて、今、最高の道を選ぶ」がいきなりストンと腹に落ちた話

現在、voicyFESアーカイブ祭の真っ最中です。
2日で1本くらいのスローペースで聴き進めています。

先日、小川奈緒さんとはるなさんの対談を聞いていて、
いきなりストンと腹落ちしたことがありました。

それは
「具体な未来を思い描いてそこに向かって進むよりも、今、自分にとっての最高の道を選ぶと良い」ってこと。
変化が速い時代で先が見通せないから、自分の判断軸を持って、その時の最善の道を選ぶと結果として良い方向に自分が進んでいるよーって。

頭ではわかる。
でも自分事にはなっていないという感じがしていたこの言葉。

対談を聞いていたら、ふと「買い物に似てるな」と思い、
そうしたらあっという間に腹落ちしました。


具体的に欲しい服のイメージを思い描いている時ほど、
新しい服が買えない。
自分の理想像と現物の細かな違いが気になってしまって買えない。

例えばシャツ。
9割イメージ通りだけど、袖口のデザインが違う。
ぱっと見の全体感はイメージ通りだけど、
一部違うことを知っていると買えなくなってしまう。
我ながら似合っていたから、着ていたら素適だと言われたかもしれない。
そのシャツがあれば着こなしの幅が拡がったかもしれない。
プラスの可能性の方が高かったのに、
でも少し理想と違うところが気になって、かえって手が出せなくなってしまう。

一方で、「自分に似合う白シャツ」くらいのゆるい描き方だと気軽に試着ができるし、そういう時ほど、案外よいモノが見つかる。

買い物と同じだと思ったら、あっという間に自分事に。

具体的な未来を思い描けるならそこに向かって着々と進むことも大事ですが、
思い描けていたとしても、その途中の他の可能性に目を瞑る必要はないし、
思い描けていないとしても、思い描けない自分を卑下するのではなく、
その場その場で最善を選べばいいんだなぁと、
ふと肩が軽くなりました。


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