考えかたの違いを楽しむ考えかた
当たり前ですが、世の中にもnoteにも、
十人十色、色んな考え方がありますね。
色々なクリエイターさんの作品を読ませて
もらってますけど、共感できる記事は勿論のこと、私と考え方が異なる記事にも、基本的にはスキを押させてもらっています。
国も政治も個人の人間関係も、私たちは意見の違いで常に争いを起こしていますが、
それは自分の意見を「正しい」
とお互いに思い込んでいるからですよね。
例えば、私だったら毒親育ちですので、
親への悪い感情は、ある意味正しい。
けれど普通の親育ちだったら、
親への良い感情が正しいでしょう。
人生の経験や生まれ持った思考の傾向が融合して生まれた「ものの見方」は、ある意味
どんな考えでも正しいのだと思います。
けれど毒親育ちの私が、普通親育ちの人に
親の悪口を言うと、結構な確率で、
「それは間違っている」と言われます。
「正しい」私が、「間違っている」と自分の確信的な正しさを否定されたら、意見が衝突し、仲違いは免れないでしょう。
正しさとは何かと考えた時、
それはただ単に【その人はそう感じている】
というだけではないでしょうか。
「正しい」を「そう感じている」
に置き換えれば、善悪も優劣も正誤も、何もなくなります。
誰かが私と真逆の意見を言ったとしても、
それは間違っている! とせずに、
そう感じているんだね。 とする。
そうすると、
この人はどんな人生を生きてきて、
どんな考え方を持っているのかな?
と、否定ではなく、関心や寛容の精神が自然と芽生えてくる感じになります。
また、「正しい」への執着がなくなると、
他の人の意見に目くじらを立てて、いちいちジャッジをしなくなる。
そうなると、他者の意見に振り回されずに
自由で穏やかにいることができます。
結果、色々な意見を在るがまま聞くことが
できるので、意見そのものを楽しむことが
できるようになります。
まあ私も完璧ではありませんので、
反論したくなることもありますが笑
みんなちがって みんないい。
これは金子みすずさんの有名な言葉ですが、
多様な価値観の現代を生きる私たちにこそ、
必要な言葉だと思います。
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