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インカトレイル旅行記~食事編~

マチュピチュまでアンデス山脈を越えて3泊4日で向かうインカトレイル

現地人の雇用を守るため、ペルー政府からのお達しで、例えば旅行客2名の場合は、現地の道案内1名とシェフ1名、ポーター4名以上を雇う必要があります。
そのため、移動中の食事は全て、シェフが作ってくれる、という至れり尽くせりの、トレイルでした。
(冒頭の写真は、インカトレイル終了後のマチュピチュの町でのビール。
美味しかった!)

インカトレイルはしっかりと整備されているので、
テント場につくと、このような看板が立っており、番号が振られています。
予め、自分たちの番号が割り当てられているので、そこにテントを張ります。

ちなみに、どのテント場でも、水道とトイレは準備されていました。
奥のテントが、キッチンと食事をする場所。
食事が終わると、ポーターさん達の寝床になります。
手前のテントは、私たちのテント。

道案内の人用のテントもありました。

ポーターさんやシェフは、私たちが出発すると、テントを片付け、
私たちより先に、次のランチ場所や宿泊場所に移動してテントを張り、
食事の準備をしてくれています。

水は、各自で1日分を運ぶのですが、
前日夜に、必要な量を伝えておくと、
湧き水を沸かして浄水したものを、配ってくれました。
食事の前には、お茶を用意してくれます。
上の袋に入っているのは、コカの葉。朝は体を目覚めさせるために、コカ葉にお湯を入れたコカ茶を皆飲んでいました。

私たちが、外国人ということで、気を使って、紅茶や、ミロ、粉コーヒー等も
準備してくださっていたのですが、
コカ茶が一番、ほっとする味わいで、美味しかったです。

お茶を飲みながら、ガイドさんと、その日の行程等、様々なことを打ち合わせます。
お楽しみの食事
基本は、ご飯と野菜、お肉、スープです。

テントの中で作ったをは思えないほどに、豪華な食事が出てきました。
味わいは、辛くも、甘くもなく、素材の味を生かした、日本人には食べやすい味でした。

2日目は、距離、高度ともに一番のピークだったので、牛肉のステーキが出ていました。
行程に合わせて、食材を考えてくれているのも、嬉しかったです。
スープは基本、こんな感じ
野菜スープにキヌアが入っています。

キヌアはスーパーフードだそうで、
今回の最高齢75歳のポーターさんは、白髪もなく、背中も曲がっておらず、
インカトレイルを走りながら荷物を運んでいました。

これもキヌアのお陰だよ、と
歯が抜けた笑顔で言っていたのが印象的でした。
ある日の夕食
ライトが暗くて、見えずらい写真ですが、
いつも素敵に盛り付けてくださっていました。
こちらもある日の夕食
豚のピカタはチーズ味がきいていて、美味しかった
最後の夜は、ケーキも焼いてくれました。
ベリー系のジャムも作ってくださっており、一緒に食べると甘酸っぱくて、
素朴な味で美味しかったです。
こちらは、テント泊を終え、
マチュピチュの町でのランチ

さすが美食の国、ペルー
いたって普通のレストランに入ると、このクオリティーでした。
なぜか山の中の秘境マチュピチュには
海鮮リゾットもありました。
とても美味しく、こちらもオシャレ


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