【クレジットカード上限引き上げは、どの方法が1番早くできるか?】
結論を先に言うと、今回の検証結果では、
カード裏面に書いてある問い合わせ先に電話する、
であった。
先日、納税に伴い、クレジットカードの上限を引き上げる必要が出てきた。
カード会社のウェブサイトを見ると、次の方法があった。
1. 自身でカード会社ウェブサイトから手続きを行う
2. 有人チャットボックスで対応してもらう
3. カード会社に電話をして対応してもらう
(カード会社の電話問い合わせ番号は、web検索しても出てこない)
そこで、まずはカード会社おススメの
1. 自身でカード会社ウェブサイトから手続きを行う、をやってみた。
人の手を介さないから、早いだろう、と思ってやってみたところ、
何かの入力情報が間違っていたらしく、結局3日かかっても
クレジットカードの上限引き上げができなかった。
何の情報が誤っていたのか、が分かれば解決できるが、それが分からず、
試行錯誤で、入力しなおし、再申請した。
、、が、
再び、入力情報が誤っているので、正しい情報で、再申請、もしくは
有人チャットボックスで対応してもらうよう、
機械的なメールが返ってきた。
機械的メールは、前日と同様11時ごろにやってきた。
どうやら、審査は自動的に朝11時頃に機械チェックする仕組みになっているらしい。
そして、再度、試行錯誤で入力し、再申請したところ、翌日の朝11時ごろ
前日と同文のメールを受領し、「1. 自身でカード会社ウェブサイトから手続きを行う」は失敗、として、撤退することにした。
せっかくなので、
続いて、カード会社おススメの
2. 有人チャットボックスにアクセスしてみた。
機械ではなく、人が対応しているので、もう少しスムーズ対応になるのかと思いきや、機械よりも時間がかかった。
人は、考えてから顧客に返信をするので、その時間が無人のチャットボックスより時間を要するようだ。
加えて、有人チャットボックス担当は、人が足りていないようで、
繋がるまでに約30分かかった。
さらに、本人確認のための、情報やりとりも、
テキストで打ち込む必要があるので、そのやりとりに約5-10分。
本人確認がようやくとれ、やっと本題、となったところで、
なんと、有人チャットボックスでは、クレジットカード上限の引き上げの対応ができないということが判明。
担当者から、本日中には、お電話をする、ということで対応完了となった。
担当者からの電話を待つのもよいが、
こうなれば何事も人体実験、ということで、
3つ目の方法、一番古典的な「電話問い合わせ」をしてみた。
クレジットカードの裏に書いてある問い合わせ先に電話をした。
電話につながるまでに15分程度かかったが、担当者は、上限引き上げの対応に慣れており、結果として1時間たたないうちに上限の引き上げを完了することができた。
これだったら、最初から、電話をすればよかった・・・
【このやり取りを通して、思ったこと】
前提として、機械化は、人手不足解消には絶対に必要だと思う。
マイナンバーカードを普及させて、役所の窓口業務、医療事務作業を減らすこと、リモートワーク促進、Uber導入、さらには自動運転など、もっと機械化を進めることに、個人的には大賛成だ。
でも、現時点では、機械化は、少なくとも私たちが日常で触れる範囲では、まだ人レベルには達していないことが分かった。
今回のように融通の聞かないシステムを作ってしまうと、
確認にばかり時間がかかり、結局は、手作業となってしまう。
今後、どのように人間らしくしていくか、が、機械化の課題だと思った。
それと同時に、私たち人も、一遍通りの対応ではなく、相手に合わせ、人と人としての対応が、これからの時代、より大切になってくるんだろうな、と思った。
追記:
先日、Amazonの商品が、到着となっているのに、届かないので、問い合わせをした。
問い合わせ自体はAmazon HPから行うが、直ぐに電話に切り替わり、
担当者にもすぐに繋がった。
さらに、返金手続きとともに、お詫びにと、次回使えるクーポンを頂き、
もし商品が届いた場合、そのまま、使用してください、との
案内もあった。
Amazon ほどに機械化が進んでいる企業が、
顧客のお困りごと対応を有人に変えているのをみると、
機械化の限界が、そこにはまだあるのかも知れない。
何より、またAmazon で頼もう、と言う気にもなったので、
顧客獲得の意味でも、メリットは大きいのかもしれない。