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最低限+ひとつまみのムダ

わたしの暮らしって「最低限+ひとつまみのムダ」で出来ているように思います。

年収90万円で東京ハッピーライフ 大原扁理


この一文を読んだ時に、これだ!と思った。
私が目指していたのはこれなのかも!と。

私は元々ぐーたらで周りに流されやすい。
そのくせ根っこが超がつくほど真面目。

だから周りに流されて始めた仕事でも、めちゃくちゃ真面目に頑張ってしまった。
育児も手の抜き方なんて分からなかった。

仕事や育児に疲れて夜になったら、特に見たいわけでもないテレビを、特に食べたいわけでもないお菓子を食べながらダラダラと見る。

すると寝るのが遅くなり、体重も増える。

『生産性がない』って言葉が嫌いだった。
こういうことを言う人って大体、私の大好きな恋愛リアリティーショーに対して、『人の恋愛見て何が面白いの?』とか言うし。(私調べ)

でも、父の病気と死を経験して人生って有限なんだという、知っていたけど知らないフリをしていた事実に直面してしまい、時間がとんでもなく貴重なものに思えてきた。

人生で1番大切なのって時間かも?
というか、人生そのものが時間で、時間は命でもある。

じゃあ、どうする?大切な時間を、命を何に使う?

少なくともスナック菓子を食べながら恋愛リアリティーショーを見ることに、命を懸けたいとは思わない。

『生産性がない』って言う人の気持ちも分かるようになった。
確かに生産性がないことに時間を使うのってムダかもしれない。

元々興味のあったミニマリズムを極めればムダがなくなるんじゃないか?

根が真面目なもので、ムダを突き詰めようと考える。

アクセサリーは不要。
メイクは最低限(ファンデと眉毛くらい)でOK。
食事は栄養がとれればOK。
恋愛リアリティーショーはもちろん、テレビや動画は見ない。
インテリアは不要。
本は身になりそうなもの、noteに感想文を書けそうなものだけ読めばいい。

...でもそうして余った時間は何に使うんだろう?

何か大それた目標を掲げて、それに向かって邁進していかなければならないんだろうか。

そうじゃなきゃ、時間を、命を、無駄にしていることになるんだろうか。

日常生活のすべてを、生きていく為に必要かどうかで判断してしまったら、ほとんどが不要になってしまう。

私はピアスが好きだし、ラメ入りのアイシャドウも好きだし、たまには甘いものも食べたい。
推しのYouTubeも見たいし、何の役にも立たなそうな本でも興味を惹かれたら読みたい。

ひとつまみどころではないかもしれないけど、愛すべき無駄も確かに存在する。

ただの無駄なのか、愛すべき無駄なのか。

自分のモノサシで良いから、しっかりと測って、納得した上で時間を使うことが重要なのではないか。

普段の食事は栄養価メインで考えるけれど、たまには外食もする。(なんとなくの間食はしない)

テレビや動画は時間を決めて見る。
睡眠時間を削ってまで見たいのか自分に問うて、絶対見たい!と思うものだけ。
(ちなみに恋愛リアリティーショーは見なくなった..面白いのは分かっているけど時間がかかるので..)

インテリアはセンスがないし、掃除が大変なので私には不要。

本は読みたいものをなんでも読む。

『最低限+ひとつまみのムダ』は私にとって、理想の暮らしをつくる上での合言葉になりそうだ。


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