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ママ界のもやもやを仕事で解消するワーママ
お母さんになりたくない…
私は学生の頃そう思っていました。
結婚・子育て=女性のどろどろとした世界にどっぷり飛び込む気がしていたからです。
私は小さい頃から、理屈やロジックが大好きです。
大人に「○○しなさい」と言われても、何で?と聞き返し、「これはこういうものなの」と言われても、何で?と、納得する答えが返ってくるまで聞き返していました。
AがBになると
AがBになるとCもBになる
といった、論理的な答えがないと頭に入らずもやもやしてしまうのです。
しかし、ママ界は論理や理屈ばかりで成り立たない世界です。
理屈っぽい私がもやもやしたママ界エピソードについて紹介します。
伯母のブリーフ事件
母の姉は結婚し、夫の両親と同居を始めました。
姑のマイルールが家のルール、姑のいうことは絶対だったようです。
家事や子育てのやり方を事細かに指示され、なぜそのやり方か聞いても、
うちのやり方はこうだから文句言わずに覚えなさい
と頭ごなしに姑に言われていたようです。
そしていちばん驚いたのがブリーフ事件。
旦那さんの家庭では、ブリーフは北向きにお尻側が向くように物干し竿にきちんと並べて干すという伝統があったようです。
私はこの話を聞き、ぞっとしました。
なぜ北側?
なぜお尻側?
とツッコミどころ満載ですが、
昔からこのやり方なの!の一言で済まされ、改善や提案を受け入れず、誰かが気まぐれで始めた干し方を受けつぐことに非常にもやもやしたのです。
これを我が家の伝統だから受け入れろというのはムリあるんじゃない?
こんな個人的なこだわりに付き合わされるのはごめんだ!
姑のマイルールに従って伯母を本当に尊敬します。
助産師ボスが絶対の世界
そののち私も結婚し、子どもを授かりました。
産んですぐは、慣れない新生児のお世話で戸惑うことばかり。
特に大変だったのが乳腺炎です。
胸がパンパンにはれて藁にもすがる思いで、母乳外来に通っていました。
この母乳外来の看護師さんでボスと呼ばれ、同僚からも患者さんからも恐れられてる方がいたのです。
ボスは実力、権力ともに産院トップのようで、他のスタッフにきつい口調で指示し、患者さんに対する態度はきつく気さくに話しかけません。
そんなボスが私のおっぱいを見て、「・・・(母乳が)たまっているわね。」とだけ言い、黙々と溜まった母乳を絞り出し、20分後、「じゃあまた来週予約してね」とだけ言い残し、状況説明や今後の処置についての話もなく終わってしまいました。
理屈やロジックが大好きな私は、何があったの?今どういった状況?なぜ来週も来るの?と頭の中はもやもやしっぱなし。
そして母の姉の結婚話を思い出し、
個人的なこだわりや、理由はあるけど伝えるのがめんどくさい個人の気分にで成り立つ世界で生きていくのか。
と絶望した覚えがあります。
もちろんすべての世界がこのようなものではないことは知っています。
でもママ界のコミュニティでは納得よりも同調が重視され、角が立たないよう、なにごともなく荒波を立てぬようやりのける場面が多いと感じています。
世の女性、奥さん、ママさんは理由のないルールをうまく受け入れ、いちいち理屈や、ロジックを求めずやりのける必要があるんだと思うのです。
私はこういったママ界のモヤモヤを抱えるとき、
ああ仕事していてよかった
と心の底から思うのです。
もちろん仕事でも理不尽な思いはしますが、感性や共感、同調ではなくロジックが重要視される世界。
ママ界のもやもやを解消するにはうってつけです。
もちろんママ界のいい面もたくさんありますが、辛い!とならない程度に関われるのがいいなと思っています。
あなたはママ友、ママ界でうまくやってますか?
ムリのない距離感でやっていきたいですね。
それではまた!