![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/97716199/rectangle_large_type_2_6a2d34835180eae4bdbb4b541e22032b.png?width=1200)
No.26/「なんかスッキリしたい」から始まる読書【ぼくたちに、もうモノは必要ない。】(著 佐々木典子)
こんばんは。本日は二十数年付き添ってくれた『親知らず🦷×2】とさよならしてきました。やっぱり下の親知らずはとても痛い…(涙)
そんな中(歯とさよならしたのはたまたまですが)ずっと気になってた断捨離、ミニマリストさんの本を読んでみました。
手に取った理由
捨てたいけど捨てられない、片付けたけどすぐ汚れる、いつか使うかもで残し続けた余り物達。そんなモノが家にたっくさんあります。数年もののそれらを自分の意思だけで片していくのは難しい…。そこで、ミニマリストまではならないけどもモノを減らすため、メリットやノウハウをもとに捨てるための後押しをしてもらいたい!そして家の中もスッキリ風通しのいい感じの家にしたい!そんな願望から手に取りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1676036423432-aUpxIPeq4f.jpg?width=1200)
要約してみる
元々人の目を気にするための物が溢れ、人を妬み、酒に飲まれ、クズの様な生活をしていたという著者。いきなりミニマリストになったわけではないが、手放していくうちに、【手放す=失う】のイメージだった物が【手放す=得る】に変わっていったという。
著者の実体験やその他著名人の話、禅の考え方、心理学的な話、捨てるための技術の話など包括的に教えてくれる。多くの人がモノから解放され、自由に生きるために。
読んでみての感想
一番驚いたのはモノの時給について。100円のものでも買ったけど使わないとか数回しか使わないで捨てることがある。逆に1万円ちょっとするイヤホンでも、数年、毎日何時間も仕事や趣味で使うと考えると時給換算するとすごく安くなる。本当のコスパの良さを考える。こんなふうにモノを「手放す」ための指標やノウハウがたくさん詰まっていて、全てのものに何かしらの方法が適用できるのを感じました。
もう一つ実践したいな、というかこの考え方は大切にしたいと思ったのが、禅の【五感の偈】という食事の前にお唱えする偈文です。意味としては…
1.食材の命の尊さと、かけられた多くの手間と苦労に思いをめぐらせよう
2.この食事をいただくに値する正しき行いをなそうと努めているか反省しよう
3.むさぼり、怒り、愚かさなど過ちにつながる迷いの心を誡めていただこう
4.欲望を満たすためではなく健康を保つための良き薬として受け止めよう
5.皆で共に仏道を成すことを願い、ありがたくこの食事をいただきましょう
この文を見て、『急いで書き込む様に食べる』『外だとスマホを見ながら食べる』たまに、『「いただきます」「ごちそうさまでした」すら簡略して言っている(形骸化)』自分に気がついて恥ずかしくなりました。もちろんいつものその時間があるか、確保できるかは別としても頭に巡らして感謝の気持ちを持って、この食べ物に値する徳を積んでいるか内省しながら美味しい食事をしたいなと思いました。
まとめ
モノに対する欲は際限がない。だからこそ、自分に本当に必要なモノを大切にし、「手放せない」と思い込んでいるモノをじゃんじゃん手放しこうと思いました!
ちなみに段ボール4箱、ゴミ袋2袋「手放す」ことに成功しました。使いかけのノートや読まない本、着ない服。寄付できるものや売れるものはそうして、本当にゴミにしかできない書類や書き損じ、細々したものだけでもどっさり。新しい本の使い方ができました。
本日もお付き合い頂きありがとうございました。
また明日。