天瀬廣

日本一の小説家になることが夢です。こちらでは数分で読める短編を中心に、肩肘張らずにのびのびと活動しています。 【好き】読書・映画鑑賞・Mr.Children・うなげろりん よろしくお願いします。

天瀬廣

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マガジン

  • 【マユリカ、うなげろりん関連】

    僕が一週間で一番の楽しみにしているマユリカのpodcast番組、うなげろりん。 各配信回の感想などをまとめています。

  • 【小説】

    どれも数分で読める短編です。ほんの数分、僕にお時間を下さい。

  • 【エッセイ】

    なんでもないことを簡単に書いています。よければ是非。

最近の記事

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『祭り上下』

高校生の頃、近所のスーパーでアルバイトをしていた。 そのスーパーには近藤さんという二十代半ばの女性の社員さんがいた。 彼女は小柄で華奢で、そして絵に描いたような美人だった。ただ、無口で表情の変化が少なく、とっつきにくい人でもあったので、同い年のバイト仲間は「いつも一人でお菓子食ってるだろ。いくら綺麗でも、いい年してヤバいだろ」と彼女を苦手としていた。それに対して僕は「まあ、どうだろう」と適当に言葉を濁した。 アルバイトを始めた当初は僕も近藤さんの華麗な容姿に魅せられ、彼女

    • 【若き日のマユリカ】うなげろりん ♯168感想

      ♯168の感想と紹介になります。内容に大きく触れるので、未聴の方はご注意をお願い致します。 昔のように何かのコンテンツに熱中することがなくなり、それを寂しく感じている中谷さん。阪本さんに相談します。 ここ最近は過激で破廉恥な回が続いていましたが、今回は二人とも終始落ち着いたトーンで会話をしているので、ほのぼのとしています。 ・『けいおん!』を齧り付いて見て、放送が終わるなりすぐにSkypeをつけて感想を言い合っていた若き日のマユリカ ・車内でアニメのキャラソンを二人で熱唱

      • うなげろりん ♯167感想

        ♯167の簡単な感想になります。内容にも触れるので未聴の方はご注意をお願い致します。 今回は阪本さんが中谷さんに誕生日プレゼントを渡す話です。 33才の誕生日プレゼントは『DJターンテーブル』 34才の誕生日プレゼントは『高級ラブドール(きのこ)』 果たして35才の誕生日プレゼントは…… 予想の斜め上過ぎました(笑) ・田舎に狭い土地を買って中谷さん専用の公衆トイレを設置(却下案①) ・今年のプレゼントはライトスタンドと高性能カメラ ・ライトスタンドをカメラで24時間ライ

        • 【異論は認めん】うなげろりん ♯166感想

          ♯166の簡単な感想になります。内容にも触れるので未聴の方はご注意をお願い致します。 先週の放送で判明したきのこの衝撃的事実を振り返り、今後のきのこ(サユリ)の扱いについてマユリカは話し合います。 個人的に『これぞうなげろりん』な回でした。めちゃくちゃ面白かったです(笑) ・何も解決していないことに不満をぶちまける中谷さん ・サユリ{……私、バナナのキーホルダーでなんかされてる? ・引っ越しをしてサユリの部屋を作ってあげるべき ・中谷「サユリがいることで女性の縁がなくなる

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        『祭り上下』

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          【衝撃回】うなげろりん ♯165感想

          ♯165の簡単な感想になります。内容にも触れるので未聴の方はご注意をお願い致します。 まず最初に……問題作です(笑) ♯165が配信された夜、寝支度をしながら聴いていたのですが、怖すぎて開始10分で中断し、寝ました(笑) 個人的にうなげろりん史上もっとも異様な回です……。48分間の傑作です。 今回は女性の声や音が度々ラジオに混入してしまう問題を解決するべく、霊と会話の出来る陰陽師の橋本先生をゲストに招き、ラジオブースに連れて来たきのこから事情を聞いてもらう話です。 開口一

          【衝撃回】うなげろりん ♯165感想

          うなげろりん ♯164感想

          ♯164の簡単な感想になります。内容にも触れるので未聴の方はご注意をお願い致します。 夢を持って上京したものの、聞いていた話と違い、芸能人との交流がまったくない現状に腹を立てている阪本さんの話です。 現状打破に向けて中谷さんがいろいろと提案を出します。 ・チャラチャラしたテレビマンに媚びを売って何もなかったら俺はキレる ・「俺、LINEやってないと思われてる?」 ・イケメン俳優に囲まれると劣等感から股間をもじもみもじもみして喋れなくなる阪本さん ・チュートリアル徳井さんと

          うなげろりん ♯164感想

          うなげろりん ♯163感想

          ♯163の簡単な感想になります。内容にも触れるので未聴の方はご注意をお願い致します。 中谷さんの誕生日が迫っているということで、誕生日プレゼントを何にするか阪本さんが中谷さんをリサーチする話です。 中盤から一気にトークが過激化します。苦手な人も多いかもです(笑)でも、めちゃくちゃ面白いことは確かです(笑) ・一室埋まるくらいの爆乳 ・誕生日プレゼント『喧嘩相手』 ・「お前ほんまの意味での友達おらんもんな」 ・ダッチワイフおってロボット走り回ってミニ四駆のコースある家 ・ラ

          うなげろりん ♯163感想

          『図書室の祈り』

          中学校の三年間、図書委員をやっていた。 同学年で同じく図書委員の一人だった渡辺さんと一年生の頃から交際していたが、三年生の夏休み前に「サッカー部の中村君に告白されたから」と言われ、あっさりとフラれた。 そのあとすぐに渡辺さんは図書委員を辞めた。僕は図書委員で唯一の三年生になった。 夏休みが明けると、僕の浮気が原因で二人は別れたのだという、ありもしない噂が学校中に広まった。誰かがついた嘘を、みんなが信じて、みんなが拡散した。 渡辺さんは生徒会の副会長も兼任していた。サッカ

          『図書室の祈り』

          うなげろりん ♯162感想

          ♯162の簡単な感想になります。内容にも触れるので未聴の方はご注意をお願い致します。 今回はなんでも器用にこなすのにモノマネは苦手な中谷さんの話です。 阪本さんに指摘された中谷さんは次々とモノマネを披露し、二人で「なんとかなりそうな」モノマネを模索します。 ・どつかれてはるアユ。 ・工藤新一がなぜかちょっと似てることが発覚。 ・「コナンになにされてん」 ・ドラえもんに出てくるキャラクターに強いことも発覚。 ・ただ仲良いだけのマユリカモノマネ合戦勃発(新一と服部)。 ・中谷

          うなげろりん ♯162感想

          『双木ラプソディー』後編

          そしてこれは十七歳の秋、そんな双木が恋をした時の話になる。 双木によると相手はパチンコ屋の駐車場でいつも熱心にダンスの練習に励んでいる大学生くらいのダンサーなのだという。 そして双木の頼み事というのは、自分が彼女に話しかけるところを写真に撮ってほしいという奇妙なものだった。 なんの因果か私と双木の学業成績は常に似たり寄ったりのもので、示し合わせたわけでもなく市内の同じ公立高校に進学し、二年生からは同じクラスになった。 「将来の妻と初めて会話を交わす歴史的瞬間になるかもし

          『双木ラプソディー』後編

          『双木ラプソディー』前編

          屁理屈をこね、減らず口をたたき、御託をならべ、意味不明の理論武装で煙に巻く。 そんな人間である双木とどういった経緯で友人関係になったのか、覚えていない。 彼の言動に私はいつも振り回され、多くの被害に遭った。それでも彼との友人関係を解消せずに今日まできたのは、なんだかんだで双木と過ごす日々が楽しく、手放し難かったからなのだろう。 たとえば。 中学一年生の初夏に行われた一泊二日の山間での野外活動で、ある事件が起きた。 クラス毎に調理場が割り振られ、担任教師の監視の下、夕飯のカ

          『双木ラプソディー』前編

          うなげろりん ♯161感想

          マユリカの『うなげろりん』の感想を簡単に短く綴ってみようと思います。 ♯161の感想になります。内容にも触れるので、未聴の方はご注意をお願い致します。 今回もめちゃくちゃ笑いました。 ・夕飯のアスパラガスを窓から投げ捨てるという阪本さんの変な反抗期。 ・中谷家に潜む目玉の親父。 ・「くそだぬき」 ・中谷さんの深い部分を知ることが怖い阪本さん。 ・親父と二人でパンチングマシーン。 ・「もう100円くれる?」 ・遅れて今反抗期がきてるかもしれないと気づく中谷さん。 ・父親の

          うなげろりん ♯161感想

          「嫌い」は眼中にない

          俺の”好き”だけが 俺を守ってくれるんじゃないのかな ブルーピリオド/鮎川龍二 高校生の頃、友達と呼べる友達がいませんでした。 クラスメイトとのコミュニケーションは挨拶程度。 登校時に「おいす」と言われて「おいす」と返す。 下校時に「またな」と言われて「おいす」と返す。 一言二言の会話ともいえない会話が週に一度あるかないか。 誰かと教室移動を共にすることもない。 誰かと登下校を共にすることもない。 誰かと昼食を共にすることもない。 文化祭は不参加。 体育祭も不参加。

          「嫌い」は眼中にない

          君でよかった

          君の仕草が滑稽なほど 優しい気持ちになれるんだよ oh darlin 夢物語 逢う度に聞かせてくれ 名もなき詩/桜井和寿 『君』は他者を指す名詞だけれど、僕はそれを『内在するもう一人の自分』に向けた名詞に変換して曲を聞きます。 僕は要領が悪い。 急な予定変更が入ったり、方法や仕組みが突然に変わったりすると、それに上手く対応することが出来ない。臨機応変が苦手なのです。変化を受け入れて、自身に「これからはこうやるんだよ」と説明して、それが組み込まれてアップデートされた自分に

          君でよかった

          はじめまして

          はじめまして。天瀬といいます。 SNSに疎く、この記事を書いている今も「こんなのでいいのかな」と不安を抱きながら恐る恐るタイピングしています。 とはいえ最初から上手く書けるはずもない。 難しく考えるようなことでもないのだから、気軽に、自分は自分のやり方でやればいいかと書き始めた次第です。 昔から言葉が好きです。 言葉の持つ力を信じています。 今後どういった記事を書くつもりだとか、更新頻度とか、具体的なことはまだ何も考えていません。 ただ、ここが、自分にとってストレスを

          はじめまして