柔道から離れて起こる体調不良の理由
現役の柔道選手を見るとよく分かるが、
みんな目ヂカラが強く、エネルギッシュで元気な人が多い。
その理由は裸足にあるのではないかと最近考えていた。
よく足裏マッサージをやった方がいいと言われていたが、何故やった方がいいのか理由がわからなかった。
柔道は、裸足で練習をするが、常に裸足で動き回ることで、足裏の経絡に刺激が入り、体内の血流が循環しやすいのか?とざっくり思っていた。
でもそれだけだとイマイチ説得力に欠けるなぁとモヤモヤしていた。
柔道から離れ、裸足になる時間が減り、靴を履いてコンクリートの上ばかり歩いていると足裏が固まってしまうらしい。
足裏が固まると、足首にも影響が出始め、足首の動きが減り、固まりやすくなり、足首からの循環が起こらなくなる。
そこからさらに足のむくみ、肩こり、腰痛、冷え、謎のイライラ、倦怠感に繋がりやすいと考えていたが、おおまかに合っていそう。
こういった身体の不調の原因は、
裸足になってない事が原因の一つであると言える。
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柔道から離れて数年後、私は操体法という整体術を学ぶために、学校に通っている時期があった。施術歴30年を誇る超ベテランの先生は、足首からのアプローチで80%近くの症状を回復させていた。
腰が痛い、肩が凝る、身体が怠い、首の痛み、鬱、動悸、息切れ、目眩
症状が何であろうが、とりあえずは足首から見ていくことが多かった。足首の動きを活性化させる事によってほとんどの症状が面白いくらいに治っていくのを見て、この先生やべえと感動していた事がある。