ゲーム脳こそ最強！成果を上げたいあなたに捧ぐ“視点切り替え”の仕事術
ゲームには、「視点」の違いがある。
FPS（エイペックス、バロラント） は、一人称視点で「今、この瞬間」に全力を尽くす。
『サイレン』の視界ジャック は、二人称視点で「相手の目線」に立つ。
『ドラクエ』や『FF』のRPG は、三人称視点で「全体を俯瞰する」。
実は、この三つの視点はビジネスにもそのまま応用できる。営業、マネジメント、戦略立案── どんな仕事でも、「どの視点で見るか」が重要になる。
【一人称視点】FPSのように、目の前のことに全力を注ぐ
FPSでは、「今、この瞬間にどう動くか」がすべてを決める。
目の前の敵に反応し、次の動きを瞬時に判断し、1秒の遅れが勝敗を分ける。
仕事に置き換えると、営業で目の前の商談に集中することや、エンジニアが一つのバグ修正に没頭することがこれにあたる。デザイナーなら、一本の線にこだわることかもしれない。
「未来がどうなるか」よりも、「今、ここでやれること」に集中すること。
これは、ビジネスにおいても重要なスキルだ。
【二人称視点】視界ジャックで、相手の目線に立つ
ホラーゲーム『サイレン』では、「視界ジャック」というシステムがある。
敵の目線を乗っ取ることで、自分がどこにいるのかを把握できる。
営業やマネジメントでは、これと同じように「相手の視点」を意識することが求められる。
顧客の目線で「自社サービスがどう見えているか」を考えるのも、
マネージャーが部下の目線で「どんな指示がわかりやすいか」を考えるのも、
デザイナーがユーザーの視点で「使いやすいUI」を設計するのも、すべてこの視点だ。
「自分がどう動くか」ではなく、「相手がどう感じるか」を考えること。
これは、チームで仕事をする上で欠かせないスキルになる。
【三人称視点】RPGのように、全体を俯瞰する
ドラクエやFFのようなRPGでは、戦況を俯瞰する力が求められる。
パーティ全体のバランスを考え、先を見越して装備やスキルを整え、戦況を把握して次の一手を決める。
ビジネスにおいても、これと同じ視点が求められる。
プロジェクト全体を俯瞰し、ボトルネックを見つけること。
会社全体の動きを把握し、適切な戦略を立てること。
あるいは、自分自身を客観視し、強みと課題を整理すること。
RPGの主人公になりきるのではなく、「ゲームの外から、自分をプレイする」視点を持つことができれば、目の前の仕事に流されず、本当にやるべきことが見えてくる。
視点を切り替えられる人が、強い
✅ 目の前のタスクに全力を注ぐ一人称視点。
✅ 相手の立場に立って考える二人称視点。
✅ 全体を見渡して戦略を立てる三人称視点。
この三つを自在に切り替えられる人は、どんな仕事でも成果を出しやすい。
逆に、どれか一つに偏ると、視野が狭くなったり、相手に振り回されたり、計画ばかりで実行できなくなったりする。
だからこそ、状況に応じて視点を切り替えることが大切だ。
わたしは、今どの視点で仕事をしているか？
目の前のタスクに没頭する一人称視点？
相手の立場に立って考える二人称視点？
それとも、全体を見渡して判断する三人称視点？
ゲームと同じように、「今、どの視点が必要か？」を考えてみるだけで、仕事の進め方が変わってくるかもしれない。