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オラソニックは何故無くなったのか④
ナノコンポの次はBluetoothスピーカー
CDではなくAI入力つき
3万円で売り出す
なんか似てるのある
一度は終わったかと思われていたオラソニックだが、インターアクションはコンシューマー市場への参入を目指し、山本氏が新たに設立した設計事務所・SOZOデザインとタッグを組む。「SOZOデザインが設計し、インターアクションが売る」という形でオラソニックブランドは復活を果たした。
よくあるブランドのレンタルでは無く
ブランドごと売却
当時はBOSEやソニーの一体型Bluetoothスピーカーが流行りだった
特にBOSEは独自の低音でナウいヤングに受けた
2022年に事業終了
最初の卵型スピーカーは10000円と激安!
手頃感で売れる
ナノコンポで一気に高額?になり終焉
30000円のBluetoothスピーカーで復活も厳しかった
10000円の小型高音質スピーカーはライバルなく どこにでも置けるメリットがあった
30000円のBluetoothスピーカーはBOSEより かなり大型だ 持ち歩く気にはならない
音質で差別化するため大型になったのが災いした
作りたいものと売れるものは違うのだ
世に無い物を新たに売る手法は二つしかない
1人の天才が全て行うか 圧倒的多数のサンプリングと莫大な費用をかけて市場調査するか
例えば小型トランジスタラジオ
当時ラジオは真空管でデカい
ソニーはワイシャツのポケットに入るラジオがあれば世界中が欲しがると考えた
挙句にトランジスタの製造から始めてしまう
松下なら 世界中の人はポケットに入るラジオが欲しいようだという調査結果が出るまで動かない
結果 トランジスタラジオは爆発的に売れた
ちなみに初号機はワイシャツのポケットに入らなかったらしく 特注でデカいポケットのワイシャツを作り宣伝に使ったとか使わなかったとか
ウォークマンも然り
閑話休題
ナノコンポは音が良かった デザインもいい 場所も取らない
でも売れなかった ブランドも消えた
100万円にして店に50万円で卸し 雑誌のページを買い漁れば売れただろうか?