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問題解決のための心理学
問題解決のための心理学について
思いついたもの
4点ほど書きたいと思います。
人と会うのが不安
これを対人不安と言いますが、
原因の1つは「人から見られる自分を意識しているから」です。
心理学で公的自己意識と言います。
もうひとつ考えられる原因は、
「自己評価が低いから」です。
⇒公的自己意識を抑え、自己評価を高める
これが対処法になります。
公的自己意識を抑えるためには
意識を自分の内面に向けるのではなく
外の世界に向けることで抑えることができます。
すなわち外向的になるってことです😊
自己評価を高める方法はたくさんありますが、
まずは自分を好きになることですかね。
私も実は小さいころは公的自己意識が非常に強く
人が多い場所に行くと
ぐったり疲れてしまうような少年でした。
気持ちを外に向けることを覚えてからは
それを克服することができました。
人の視線が怖い
これは心理学で視線恐怖症って言います。
対人恐怖の一種で
自分の欠点や弱点が見透かされる恐怖を感じます。
⇒恥をさらけ出したくないという心理に起因
これに対処するには、
自分のあるがままの感情に慣れることが大切です。
多少恥ずかしい思いをしても死にません。
多少なりとも誰にもある感情なので
気楽に考えて感情をありのまま受け入れるのがいいでしょう。
あとは自己肯定感を高めることも、
視線恐怖症の克服につながります。
ありのままの自分をさらけ出せるようになるんです。
自分の欠点や弱点と思われるところも、
単に自分の意識でそのように判断しているだけで
絶対的な真理というわけではありません。
自信が持てない
自信は心理学的には自己効力感って言います。
自己肯定感と勘違いされているかたも多いと思いますが
別の概念となります。
⇒自己効力感を高めるためには心理学的に4つ要因がある
達成体験
代理体験
言語的説得
生理的・情緒的高揚
達成体験とは、
文字通り自分が達成した経験を
積み重ねることで得られる自信のことです。
小さな達成を繰り返して
大きな自信を得るのが良いでしょう。
代理体験とは、
あの人ができたのだから私もできるだろう
という自信です。
言語的説得は、
他人からでも自分からでも「あなたならできる」という言葉の力で
自信を深める方法です。アフォメーションはこれに該当します。
生理的・情緒的高揚は、
気持ちが乗っている時、
「今ならできそう!」という自信です。
上記以外にも
根拠なく「出来る」と思うことが
自己効力感を高めるには大切です。
返事がないと気になってしまう
最後にSNS的な問題を扱いましょう😊
相手から返事がないとき
「嫌われたかな」と心配してしまう時ありませんか?
⇒これは認知の歪みに由来する
該当する認知の歪みとして3点ほど挙げられます。
結論の飛躍
すべき思考
過度の一般化
結論の飛躍とは、
「返事がないのは相手に嫌われたから」のような
悲観的な結論に飛躍してしまう思考パターンです。
すべき思考とは、
「自分が返信したのだから相手もすぐ返信すべき」
という思考パターン。
過度の一般化とは、
「自分は返事をもらえないことが多い。
どうせいつもこうなんだ」
という悲観的になる思考パターン。
問題解決のための心理学、いかがでしたか?
私の知識が少しでもみなさんのお役に立てると嬉しいです。
長文、最後までお読みいただきありがとうございました😊