ルワンダ校・初回授業レポート
4月は「新たな出会い」や「はじまり」というニュアンスがぴったりの時期ですね。
我が家でも息子が保育園を卒園し、いよいよへ小学校入学します。卒園は少し寂しさもありましたが、新しい世界へと一歩足を踏み出した息子は頼もしく、私も気持ちを新たに「やるぞ!」と前を向かせてもらっています^^
前向きにチャレンジする横顔は、誰であれ凛々しく見えますね。
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さて、ルワンダでも子ども達向けの写真家養成学校がいよいよ今年3月に開校し、無事第一回目の授業を終えました!
作品やグッズ販売・寄付などによりいただいた活動費を元に、子ども達が写真家として自分の力で食べていけるようにと設立された学校です。
学校名はBrave EGGs Art Academy(頭文字をとって”BEAr(ベアー)”と呼んでください)
今回は、初回の授業の様子をお届けします。
まず、授業の様子を2分弱のダイジェストムービーにしましたので、ぜひご覧になってみてください。
映像、いかがでしたでしょうか?
生徒は全員ルワンダ人。もちろん日本語は通用しないので、動画の通り、完全に英語での授業です。
1回の授業は約2時間。流石にそこまでの授業となると、翻訳ツールが大活躍します。いやぁ、DeepLってすごいですね(感心)。
授業の内容
第一回目の授業の内容は、オリエンテーションが中心。
ごっちが学校の趣旨や、参加してくれる生徒みんなへの期待、先生の紹介、そして、写真を仕事にするために大切なことなどをお話ししました。
どちらかというと、心構えのようなお話が多くなりましたが、第二回目以降は具体的に踏み込んだカメラの撮影テクニックを教えていきます。
テキストを作成しているごっち・えみ共にプロのカメラマンなので、これまで自分が学んできた内容や、写真を仕事にするにあたって自分が大切だと感じていることを、知識と経験を踏まえて盛り込んでいますよ!
授業を受けている様子。楽しそうな雰囲気が伝わります!
また、授業がない時のBEArの活動は、ルワンダでシングルマザーの就業支援を担うKISEKIの女将・山田美緒さんと、KISEKIで働くノエラが支えてくれています。
平日は学校があるため、活動は土曜日が中心。
参加者には毎週土曜日にKISEKIまで来てもらい、みんなでたくさん写真を撮影してもらい、講師であるごっちやBobが、生徒達が撮影した写真にコメントをつけて返す流れです。めちゃくちゃ実践的!
毎週土曜日、このように集まっています。カメラを操作することも初めてなので、子ども達も興味津々。嬉しそう。
写真家だけではなく、人として成長して欲しいからBEArでは、写真以外のスキルも教えています。「アフリカンタイム」という言葉を耳にされたこともあるかもしれませんが、ルワンダはとってもおおらかな国。
予定している時刻通りに何かが始まるということはほぼありません。笑みんな当たり前のように遅刻してくるんです。
だからこそ、時間よりも少し前に来てくれると、すごくポイントが高い。ビジネスの世界でもそうですよね。やる気も感じるし、信頼度が上がります。
ですから、遅刻してきた子どもに対してはカメラを触らせないとしているし、あまりにも参加態度が悪ければ、生徒の交代も視野に入れることにしています。
第二回目の授業は、4月2日!
カメラの操作方法に関して、ルワンダ人講師のBobがもう少し詳細に説明します。
写真を撮影する時の身体のフォームや、ISO感度・絞り・シャッタースピードという、写真を上手に撮影するために外すことのできない、カメラの設定方法も子ども達に教えていく予定。私が学びたいくらい(授業は全編英語ですが^^;)!
BEArの活動も引き続きお知らせしてまいりますので、楽しみにしてくださいね。
最後までご覧下さりありがとうございます。