サラダより100倍すごい!?抗がん剤研究者が提唱する「野菜スープ」の驚くべき効果
熊本大学名誉教授である前田浩氏の「最強の野菜スープ」を読みました。
前田教授は、がん治療における「EPR効果」の発見でノーベル賞の有力候補にも挙がった著名な研究者であり、彼の研究分野は高分子薬剤、がんの治療・予防、そして活性酸素など多岐にわたります。
特に驚いたのは、健康に良いとされる野菜ですが、
これまで毎日意識的に野菜サラダを摂取していた私にとって、
実はサラダよりも野菜スープの方が10〜100倍も抗酸化力が高いという
事実でした!!!
生野菜を食べても有効成分が未消化のまま体外に排出されてしまう
という点も新しい発見でした。
1⃣抗酸化作用の重要性
活性酸素はさまざまな病気の元凶であり、
抗酸化物質を積極的に摂取することが、若さを保ち、がん予防、そして全身の健康を守るために必須。
この抗酸化物質を効率的に摂取するために、野菜スープが最適な方法として推奨されています。特に、がん治療中は大量の活性酸素が発生し、正常な細胞までダメージを受ける可能性がありますが、野菜スープはその副作用を抑える効果も期待されています。
2⃣野菜スープのレシピ
3⃣野菜の選び方
旬の露地物を選び、新鮮なうちに使うこと: 旬の野菜は栄養価が高く、抗酸化力も強い。
色鮮やかな野菜を選ぶこと: 特に緑の濃い野菜は抗酸化力が強い。
キャベツや白菜の外葉を活用する: 外葉には特に強い抗酸化作用がある。使用前に農薬をしっかりと洗い落としましょう。
根野菜は葉まで活用する: 太陽の光を浴びる葉の部分には特に強い抗酸化力が含まれている。
トマトを多く摂ると前立腺がんのリスクが低下する
キノコを多めに摂ると、がんや骨粗しょう症の予防に役立つ
肉料理や魚料理にはお茶を合わせる: お茶に含まれるカテキンが活性酸素の産生を抑制。
4⃣季節の野菜カレンダー
この本を通して、野菜スープが持つ力を改めて認識し、日々の食生活に取り入れたいと思いました。健康を維持したい方、がん予防に関心がある方には、ぜひおすすめしたい一冊です。