加点方式の人生
自分はもともと完璧主義者で、常に理想を追いかけていました。でも現実はそうも上手くいかず、理想と現実とのギャップに苦しみ、自己嫌悪に陥っていました。
この完璧主義は度合いの問題で、きっと多くの人が持っているのではないかと思います。
というのも日本は世界幸福度ランキング2024年で51位。決して上位とは言えない順位にいます。これについてテレビ番組か何かで行われていた討論が印象的でした。
コメンテーター曰く、
「日本人が不幸せを感じるのは日本が満ち足りているから。衣食住に困ることはほとんどなく、公共交通機関はほぼ時間通りに運行されている。そんな日々の中では電車の遅延など些細な出来事でも気になって、まるで生活全てが上手くいってないように錯覚してしまう。」
的なことを言っていました。
なるほどな〜と納得させられました。
人々はどうしても100点満点の完璧で理想的な生活を基準に物事を捉えてしまっている節があるのではないでしょうか?
幸せなのは当たり前で不幸がイレギュラーといったように幸せの指標を減点方式で捉えてしまっているとも言い換えられると思います。
そうではなくて逆に“加点方式”で捉えられたら日々幸せを感じて生きていけるのはないかと思います。
突然雨に降られても
「そんなこともあるよね〜」と受け流して、
電車に揺られ駅に着いたとき、車掌さんの
「本日雨の影響でお足元滑りやすくなっておりますのでお気をつけください。」というちょっとした気遣いに心温まる。
そんな風に日々を過ごせたら、きっと人生幸せだろうと思います。
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