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遺産分割協議書で手のひら返し

三年前の妻の時の経験から昨年の実父が亡くなったときは自ら進んでやると言ってまとめてみた。まず母が住んでいる不動産、土地と建物の評価の仕方だが、わたしも素人なりに路線価方式と倍率方式とか見てみた。
それと、固定資産税算定価格から見る方法があるが実勢価格とは大きく乖離しているのが常である。しかし、乖離幅は一定の幅らしい。それと不動産業界のレインズというシステムから近隣の販売価格との比較とかが関係するようだ。

特に母の実家は特殊なニコイチというやつだが全面道路と背面にも道路がある。

これは素人では難しい。なので売却前提で不動産屋さんに見積もってもらった。
そしたらまあまあの額。相続人は母とその子供たちわたし含めて3人。そうすれば相続税の控除額がわかる。

その時はギリギリセーフだった。つまり相続税は非課税となるようだ。

わたしがやるって言ったのは、不動産が揉めるから率先して出てきた。まず不動産の相続は母ではなく兄へ、不動産の代償として母は住む権利と若干のお金。わたしと妹にもお金を分配する。預貯金は母半分残りは兄、わたし、妹で三等分。

って言う協議書を作成した。もちろん全員了解をしてもらったからだ。作成して実印と印鑑証明を持って集まった当日、兄がゴネ出した。

家を相続すると代償金が払えないと。母には家を追い出されたらどうすればいいのかと不安を煽らせ反対させる。

せっかくここまでやったのに今更そういうか?兄はアスペルガーかもしれない。人と関わる事はまったくダメな男で気分屋。

わかった。わしは知らん。
あんたがまとめよと、さっさと実家から帰って行った。放置すると預貯金の出し入れはできない。困れば良い。勝手にしろ。つづく…

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