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機内食は肉か魚か。みたいな人事評価

ある程度の会社では、人事評価制度という闇がある。
社員の毎年の行動計画を次年度の目標達成レベルを掲げ期末時点での達成率、達成度の結果のみを評価するらしい。少なくともわたしの居た職場ではそうだった。達成しなかったら評価はされない。

だから、期初に達成率100%いきやすい低めに目標を設定したりしたら、それじゃダメだやりなおしって差し戻される。戻されるうちに実現可能性の低い目標になっていく。

ここで、マイペースを貫いたわたしは評価は4段階のうち下から二番め。S  A  B  C 評価はいつもBである。
このBを5年連続すると給料が増えない仕組みになっていく。しかも2軍落ちで、そこへ落ちると1軍に一生戻れない。

わたしは若いころは、一生懸命評価を上げようとして必死で頑張ってきたのであるが、だんだん諦めてくるようになる。なぜならば、上司の評価なんて基準、公平さなどはなくこの人好き、嫌いでの判断となる。
わたしのような変人を高評価するような奴など居ない。

しかも、高評価であっても職場での相対評価なので職場50人中でSは3人までとなれば、高評価であっても4人目は無い。その評価を上にあげる管理職にも階級があっていい管理職にあたらないと、その部下たちはずっと出られない蟻地獄になる。

こんな人事評価で、闇の世界の相対評価では一芸に秀でた人材も潰していく。エジソンのような天才は絶対評価でのみ認められ、わたしの居た一般企業では平均的で標準的な金太郎飴人間だけになる。まったくつまらない。

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