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立山で遭難しかけた
山の話を引き続き。山を登り始めてもう8年。大学時代の友人3名と結構危険なところにも行く。たとえば立山連峰。二回行ったが1回目は5月。と、言ってもこのあたりでは当然雪は残っている。四人グループで登山計画書を事務所に提出したら、「一昨日雪が結構積もりました。このルートは雪山フル装備でも通れません。あなた達は雄山へ登ったらそのまま引き返してくるように」と、一旦言われました。が、仲間のひとりが、大丈夫大丈夫って周回コースを進み出した。天気が良かったが結構な残雪。そんな訳で大汝山、真砂山、その先雄大な剱岳をまん前で拝みながら別山脇から下山。既に日は傾いて風が出てきた。降り始めたら膝までの雪、30分ほど下ってこれは無理かもしれない。このままだと遭難。でもまた戻ることなんて無理。進むしかない。必死の覚悟で雪の上滑りながら2時間下の小屋に到着した。最悪死ぬかもしれないとはじめて思ったのだった。ここでは死ねないと思ったら火事場の力が出てきた。驚いている。(画像はわたしの師匠から拝借)