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パイプのけむりは全27巻

わたしは何故か中学、高校と優等生グループであってヤンキー組ではない。クラス内で微妙なヒエラルキーが作られるが順序があるわけではない。一軍二軍その他大勢の島状の小集団。ランゲルハンス島細胞みたいなのが出来ている。運動部組、帰宅組、アニメ、ゲーム系、文学少女組とか。

わたしは勉強も出来ないのに何故か勉強グループに属していたらしい。
それがわかったのは先日の同窓会の準備委員会。還暦を祝っての42年前の高校の卒業をみんなで祝う会。

全10クラスのうち、わたしは◯組の担当であって連絡、出欠の段取りをしている。それで歓談しているあいだのBGMとか、サイレントビデオとかの手配が必要だった。
そうだ、出身校に行って校歌のDVDを借りないと、なんと校歌の作曲は團伊玖磨氏であり、有名曲はなんとかで、とか。
パイプの煙と言うエッセイがある。小学校4年から読んでいた。

パイプの煙の続編シリーズ
続パイプの煙、続々…、又…、又又…、
これが延々と続く。文体はなかなか味があり風情があるワクワクさせる文体。
なんだが短編の連続なので軽めで読めて好きになってお小遣いで買い回ったのだった。

こんな話をしていたら、仲間のひとりが、◯◯くんはやっぱり賢いグループやったし、またよく勉強してるし当時からすごいなぁって褒める。周りの数名もそうだそうだと言ったのがきっかけで、勉強できるグループなんだと思った。違うんだけど。

勉強できなかったわたしは高校になったら中の下。地元の国立大学は無理で近所の私立大学に一浪で入学。昨日は大学の仲間で飲み会。還暦のお祝いでした。みんな持ち回りやが一番がわたし。

赤いちゃんちゃんこ

時間作ってパイプのけむりを全巻読んでみたいと思う。

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