イースタリンの逆説、本当の幸せとわ?

1974年にリチャード・イースタリンが発表した説

これは年収が一定レベルに達するとそれ以上、収入が増えても幸福感は変わらないと言うもの

年収が300万、400万、500万と増えると幸福感を感じるがある地点から幸福感を感じなくなる。
お金を稼ぐことと幸せはある地点から無関係になっている!

日本人はお金の使い方を勉強しません
そのため、自分にとってのお金の適量が分からず、そのため、満足感や充足感を得られる使い方が出来ない
そうなると「こんなに頑張って働いて、収入は増えたはずなのに、おかしい」と感じます
そこからさらなる幸福感を求めてそれほど欲しくないものに手を出してしまいます
高級車、ブランド品、豪華な旅行
しかし、それは本当に自分が求めている「お金の使い方」ではないので満足感や充足感は得られません

その結果、自分の身の丈に合わないものに手を出して最終的には家計が破綻するまで使い続けてしまうのです。

では本当の幸せとわ?
「1000人のお年寄りに教わった30の知恵」から米国の高齢者1000人にインタビューを行い、彼らが長い人生経験から学んだもっとも重要な教訓は何かを探った。
著者のピレマーは次のように書いている

・誰も千人のうち誰一人として欲しいものを買うためにもっと一生懸命働いてお金を稼げば幸せになれたといった人はいなかった
・誰も同じ千人のうち誰一人として周りの人と同じくらい裕福であることが大切で、さらに裕福ならばそれが本当の成功だと言った人はいなかった。
・誰も同じ千人のうち誰一人として将来にいかに高収入になれるかを基準にして仕事を選ぶべきだと言った人はいなかった。

彼らが大切にしていたのは、温かな友情、高貴で大きな目的のための活動への参加、子どもとゆったり過ごす充実した時間などだった。

また、「子どもたちは、親のお金を欲しがったりはしない。子どもたちは、親が一緒にいてくれることを望んでいるのだ」とピレマーは書いている。

お金が人生にもたらす最大の価値は「自由」

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