四球と勝利の関係性
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なぜ選球眼が大切か
プロ野球に精通している方は、阪神岡田監督により四球の数を年俸の査定の1つのポイントにしたことをご存知かと思います。
論文では、2022年のプロ野球の年間データを用いて、『奪った四球の数と勝利数』に強い関係があることを示しています。
つまり、四球を選ぶための選球眼はチームの勝利に繋がるということです。
データを根拠にすること
岡田監督はこのようなデータを根拠に冒頭述べた年俸の査定ポイントとして言及されたものと推測しますが、改めてデータを根拠に示されている記事を見ると信頼性もグッと上がります。
それだけでもデータを根拠にした記事や論文を参考にする理由は十分あります。
適切なデータの活用方法
論文からもよい選球眼をもち、四球を多く奪うこととチームの勝利数とに強い関係があることがわかりました。
ここで誤った判断の例の一つとしては、四球を増やすことだけを目標にして勝てるチームを作ることなどです。
四球には意図的に取ったものだけではなく、好球必打を意識した結果得られた四球もあります。
また勝利には四球以外の要因も大いにあります。
この論文からわかるとととしては大袈裟に言うと、『四球と勝利』には強い関係があることだけです。
拡大解釈することなく適切な活用をすれば、お金をかけずとも十分に有益な情報が論文などから得られます。
時間があるときに自分で探してみるか、引き続きnoteを見てよければ参考にしてください。
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