久々に晴れた日には、太陽光と人の健康との関係性について語りましょう。
7月3連休の最終日。いかがお過ごしですか?
きょうは久々に朝から青空がのぞいて、さっそくお布団干しをしています。
お日様のチカラは素晴らしい。
モノを乾かすのはもちろんのこと、殺菌効果も期待できる。
もちろん、植物の光合成に太陽光は必須。
また人の体においても有益な機能を促進する大きな役目が3つあります。
ひとつは、脳の果松体(かしょうたい)というところから分泌される「メラトニン」(睡眠ホルモン)との関係性。朝の日の光を浴びると、体内時計が自動調整されて活動状態にスイッチオン。このメラトニンの分泌も止まります。ちなみに、メラトニンは目覚めてから14〜16時間ほど経過すると、体内時計からの指令が出て再び分泌されます。その作用で、深部体温が低下して、休息に適した状態となり眠気を感じるようになります。
もうひとつは、ビタミンDの生成。ビタミンDには、食物からのカルシウム吸収を促進する。骨量を保ち、骨粗鬆症を防ぐためにビタミンDはとても重要な働きを担っています。また免疫力アップにも役立ちます。どのくらい日光にあたったらいいかは個人差があり、ひとつの数字に絞り込んでお伝えするのは憚れるのですが、調べていたら、「国立環境研究所 地球研究センター」提供で、その日その日の天気の状態と時間で、ビタミンDを適切な量を体内で生成するために推奨する日光照射時間が分かる簡易システムを見つけました。全国各地の観測局ごとのデータの提示です。肌の露出も「顔と手」「腕も足も」と分けて提示してします。よかったら下のリンクから確認してみてくださいね。
そして3つめは、幸せホルモン「セロトニン」の合成をさかんにします。
こういうふうに書き出すと、朝の散歩とか、ラジオ体操とか、朝ヨガ、朝ラン、家庭菜園パトロール、お庭のお花の水やり(笑)なんかも、全て「一日」を、心身共にいい状態でスタートするために有益な活動ですね。なお、ビタミンD生成における太陽光は、「ガラス越しでは効果なく直射日光で」ということですので、まずは外にでよう!です。